特集
2016/04/21(木)

フェミニストからアクティビストまで。サステナブル・セレブ分布図

昨今、働く女性の間で注目されている「サステナブル・ワーク」。自己実現のためでなく“誰かの幸せのため”に全力を尽くす働き方のことだ。女性の権利を主張するフェミニスト、環境保護を推進するエコロジスト、社会貢献やボランティアに注力するアクティビストなど、さまざまなベクトルでサスティナブルを実現しているセレブたちを、一挙図解!

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【Group 4】フェミニスト+アクティビスト

レナ・ダナム
女優&クリエイターとして活躍するレナ・ダナムはプロダクションパートナーのジェニー・コナーと一緒にメールマガジン&サイト「Lenny」を主宰。フェミニズムや健康、ライフスタイル、政治や人間関係などをテーマにオリジナルの記事を発信。レナ自身が解説したケシャのセクシュアルハラスメントの裁判についての論説や、ジェニファー・ローレンスがギャラ格差問題について書いたエッセイなどは、これらの問題について議論が起きるきっかけにもなった。タイムリーなテーマを扱うセンスもレナならでは。
 
テイラー・スウィフト
チャリティ活動に熱心なことで知られるテイラー・スウィフト。今年初めのグラミー賞では年間最優秀アルバムを初めて二度受賞した女性アーティストとして若い女性たちにエールを送る場面も。さらに教育分野でも活動中。故郷ナッシュビルにあるカントリー・ミュージック殿堂博物館に「テイラー・スウィフト・エデュケーションセンター」を創立。子供たちに音楽の楽しさを知ってもらうために、音楽のレッスンを提供している。今後はテイラーも先生としてに教壇に立つ予定とか。
 
マイリー・サイラス
ハッシュタグ「#FreeTheNipple」をつけたトップレス写真をSNSに投稿、女性が身体を見せることに対する意識を変えよう、と訴えていたマイリー・サイラス。昨年は「ハッピーヒッピー・ファウンデーション」を立ち上げ、ホームレスやLGBTQ、社会的に弱い立場にいる若者たちに対する差別をなくそうと取り組み始めた。「私は自分の声を世界中の若者たちの意見を広めるため、人間の進化を推し進めるために使いたい」と語っている。これこそセレブリティならではの仕事ぶりといえそう。
 
ジェシカ・ビール
昨年4月に長男を出産したジェシカ・ビールは子育てだけでなく新事業にチャレンジ中。今年初めにロサンゼルスに子どもに優しいレストラン「Au Fudge」をオープンしたそう。プレイエリア(キッズモニター付き!)が設けてあり、小さな子どもがいるファミリーも安心して外食が楽しめるようになっている。もちろんメニューはオーガニック。プレイエリアのおもちゃやテーブルを拭くための洗剤も環境や身体に優しいものを選んでいるとか。まさにママならではの視点を生かしたビジネス!
 
ヘレナ・クリステンセン
元スーパーモデルのヘレナ・クリステンセンは現在慈善活動を中心に活躍中。キャンペーン「Fashion Targets Breast Cancer」をローンチ、Tシャツをデザインして乳がんの啓蒙活動のための資金を作ったり、チェルノブイリ原発事故で犠牲になった子どもたちを支援するチャリティファッションショーを開催したりとファッション界での経験を生かして活動している。またフォトグラファーでもあるヘレン。ニューヨークの国際写真センターの若者向けプログラムへの支援など写真を通じての教育活動にも取り組んでいるそう。
 
レディー・ガガ
最近は、性的暴力を撲滅する活動が目立つレディー・ガガ。キャンパスレイプの実態を描いた映画『The Hunting Ground』の主題歌を製作したり、ジョー・バイデン副大統領とタッグを組み撲滅キャンペーンを展開したりしている。さらに自ら立ち上げた財団「Born This Way Foundation」ではより広い事業を展開中。メンタルなトラブルを抱えた若者の環境を改善、いじめ問題に取り組み、若い世代がよりよい環境で暮らせる世界を目指して活動している。

Text: Yoko Nagasaka

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