エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.5/ホリデーシーズンの過ごし方】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 最終回はクリスマスやニューイヤーなど、年末年始の過ごし方をお届け。
バカンスの過ごし方
年末年始にあわせて休暇を取る人もいますが、フランスでは、冬は2月にバカンスを取るのが主流。les vacances de février(レ・ヴァカンス・ド・フェヴリエ)=2月の休暇 という言葉があり、フランス人はこの時期にスキーを楽しむのが定番。1週間単位でコテージを借りて、メリベルやシャモニーといったスキーリゾートで過ごします。
バカンスの時期によく使うフレーズとしては、
「Qu'est-ce que tu fais pendant les vacances(ケスク・チュ・フェ・パンダン・レ・ヴァカンス)?」(バカンスは何をするの?)
があります。
les vacances d'été(レ・ヴァカンス・デテー)=夏休み の旅先で人気なのは、南フランスなど海のあるところ。ただし夏の海は混むので、混雑が苦手な人は山へ。海外旅行ならヨーロッパ、アジア、アメリカなど。北アフリカも近いので、モロッコも人気のデスティネーションです。
ちなみに、一般的なフランス人は有給休暇をすべて消化する人がほとんど。休暇を取らないと、家族に文句を言われるんですね(笑)。またフランスでは長時間仕事をしたり、残業ばかりしていると“仕事ができない人”と思われてイメージが悪いんです。休みはしっかり休んでリフレッシュしましょう、というのが基本的な考え方です。
photo : Getty Images
-
Catherine LEMAITRE さん(カトリーヌ・ルメタ)さん/アンスティチュ・フランセ東京講師。編集者、翻訳家。執筆・編集を手掛けた近著に『GINZA/銀座』(ラトリエール刊)。
>>講師のプロフィールはこちらから
-
アンスティチュ・フランセ東京
フランス政府の公式機関として、初級から上級まで質の高いフランス語講座を提供。フランス語を学ぶだけではなく、随時開催される映画や討論会、アート、食などの文化イベントを通して、最先端のフランス文化や人に出会える交流の場としても大人気。
フランス語 2016年冬学期講座 1月7日(木)より開講!
各レベル別の講座に加え、初心者向け一日限りの集中講座や、フランスの食やモードなど文化を学ぶアトリエクラスもご用意しています。ご不明点や講座の選び方については、お気軽にスタッフにご相談ください。
>>フランス語講座・文化プログラム をダウンロード
※2015年12月24日(木)~2016年1月3日(日)は冬休みのため全館休館です。冬学期講座の登録は1月4日(月)より受付を再開します
アンスティチュ・フランセ東京
東京都新宿区市谷船河原町15
tel. 03-5206-2500
tokyo@institutfrancais.jp
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/