特集
2015/12/26(土)
FROM ELLE WORLD

ここ一番でキメた! 2015年・女性セレブたちの名スピーチ&パフォーマンス

女性のエンパワーメントが進んだ2015年。テレビで、大統領選挙の討論会で、インスタグラムで、ここぞというときにビシッと決めて、会場を沸かせ、相手をやりこめた、女性セレブたちの名スピーチ&パフォーマンスを振り返る。

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【10位】 賃金平等のために立ち上がったパトリシア・アークエット

映画『6才のボクが、大人になるまで』でアカデミー助演女優賞を受賞したパトリシア・アークエットはオスカーでのスピーチで皆に呼びかけた。「子どもを産んだ女性たち、そしてこの国の全納税者と市民たち、我々は今まで全国民のためにさまざまな不平等と闘ってきました。今こそ賃金平等を達成し、アメリカ合衆国の女性たちが平等な権利を手にするときです」

メリル・ストリープをはじめ、スピーチに感動した観客は惜しみない拍手を送った。
 
と、ここまでは良かったが……アークエットは舞台裏取材で「アメリカのすべての女性、女性を愛する男性、そして皆でともに闘ってきたゲイや有色人種の人たちは今度は我々のために闘って欲しい」という発言をして、これが炎上。有色人種の女性やLGBTの男性、女性が直面する障害に対して無神経すぎると批判された。後にアークエットは自分に配慮が足りなかったとしぶしぶ認め、「時間を戻すことはできないわ。でも、私はもう少し慎重に言葉を選ぶべきだったわね」とインターネットメディア『The Wrap』に語った。さらに、UNウィメン主催のスピーチでも「(平等のための)闘いは有色人種の女性とLGBTコミュニティではもっとも過酷」と述べている。

Translation & text: Naoko Ogata

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