エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.5/ホリデーシーズンの過ごし方】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 最終回はクリスマスやニューイヤーなど、年末年始の過ごし方をお届け。
大晦日のカウントダウン
クリスマスが終わったら、次は大晦日。クリスマスが家族の日ならば、大晦日は友達と過ごすことが多いですね。レストランやホームパーティでおいしいものを一緒に食べて、シャンパンでお祝いをします。
le réveillon de la Saint Sylvestre (ル・レヴェイヨン・ド・ラ・サン・シルヴェストル)=大晦日
la Saint Sylvestre(ラ・サンシルヴェストル)=元旦
le Jour de l'An(ル・ジュール・ド・ラン)=元旦
ニューイヤーのカウントダウンは、家にいても外にいても、深夜0時が近づくとみんなで声に出してカウントダウンをして、「Bonne année(ボンヌ・アネー)」(よいお年を)と言って、se faire la bise(ス・フェール・ラ・ビーズ)=お互いにキス をします。
シャンゼリゼ通りなどでは、シャンパンをボトルごと持参して、みんなでグラスに注ぎ合ってお祝いをするのもおなじみの光景。ニューイヤーの日は街がとても賑やかになります。
そして1月6日には、l' Épiphanie(レピファニー)=公現節(※イエスの生誕を祝う日)があり、la galette des rois(ラ・ギャレット・デ・ロワ)=ガレットデロワ を食べます。ガレットデロワはこの時期、家でも会社でも、どこでも出てくるので何度も食べる機会があります。
日本では年末年始はゆっくり静かに過ごすものですが、フランス人にとって年末年始は身体も胃も休めない時期。たくさんの人に会って、食べて、飲む。だから年明けにはすっかり疲れてしまって、しばらくは人に会いたくない、と思うほどです(笑)。
photo : Getty Images
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Catherine LEMAITRE さん(カトリーヌ・ルメタ)さん/アンスティチュ・フランセ東京講師。編集者、翻訳家。執筆・編集を手掛けた近著に『GINZA/銀座』(ラトリエール刊)。
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アンスティチュ・フランセ東京
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※2015年12月24日(木)~2016年1月3日(日)は冬休みのため全館休館です。冬学期講座の登録は1月4日(月)より受付を再開します
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