特集
2016/04/24(日)
FROM ELLE WORLD

未婚&既婚ともに注目! あなたを離婚へと導く8つの習慣

あなたの(一見無害な)生活習慣―例えば、ベッドでインスタグラムをチェックするとか―が理由で、結婚生活が破たんしてしまうことだってある。「しばしば、ほんの些細なことが夫婦関係に深刻な問題を引き起こすという調査結果があります」。カップルセラピストでヒューストンのCenter for Relationship Wellnessのゴットマン式マスタートレーナーを務めるキャリー・コールは言う。何か救いはあるの? たとえ今問題を抱えていたとしても、必ずしも離婚に直結するわけじゃないので、ご安心を。最近の調査結果によると、10年前に比べて、カップルは悪い癖を直して、問題をうまく解決しようとする傾向が高まっているそう。さて、セラピストが挙げる、結婚をいとも簡単にダメにしてしまう8つの悪習慣をご紹介。結婚していなくても、きっと役に立つはず。

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5.ケンカをどこでやめたらいいか、わからない

一度言い争いが始まると、手におえない状況になってしまうこともしばしば。けれど、「ケンカから引き下がることで、落ち着きを取り戻し、思いやりをもって話せるようになる。そして、問題解決も簡単になるのです」と、コール氏は言う。逆にそうしないと、あなたはもっと喚きちらし叫ぶことになり、結果として、互いを締め出すことになってしまう。さらに、文字通り身体的影響が出る場合も。「ケンカ中に心を閉ざしてしまうと、心拍数が100以上に急上昇し、“闘争・逃走反応”(「戦うか、逃げるか」の二者択一を自分に迫る急性ストレス反応)が引き起こされます」とコール氏は話す。「これが起こると、脳の一部であり、コミュニケーション能力を司る前頭葉への働きかけが不可能になります。だから首尾一貫して話そうとしているのに、できなくなることもあるのです」。完全な大ゲンカになる前に引き下がり、時間をおいてから話し合いを再開することは、現実逃避とは別。問題解決を目指した建設的な対話と、うさぎの巣穴に転げ落ちるような会話との分かれ目は、まさにそこにある。

Translation & Text: Akari Ii Photo: Getty Images

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