天才監督の才能が煌めく珠玉の青春映画
『汚れた血』('86)
近未来、愛のないセックスで感染する難病が蔓延するパリ。孤独な青年アレックスは、黒髪のアンナに出会い惹かれ合う……。ゴダールの再来といわれた早熟の天才レオス・カラックス監督の25歳の作品。デヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」、赤と青が象徴的な色彩、フィルム・ノワール風の語り口、疾走感溢れる映像で、'80年代のオシャレ映画の代名詞となった青春映画。現在も国際的に活躍するジュリエット・ビノシュ、ジュリー・デルピーの可愛さは必見。
Text ATSUKO TATSUTA Photo AFLO,GETTY IMAGES
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