新しいパリ伝説を作ったスキャンダラスな一作
『ラスト・タンゴ・イン・パリ』('72)
『ラスト・エンペラー』でアカデミー賞を受賞したイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督が、自作の中で「最もスキャンダラスな作品」と告白した作品。パリを舞台に妻に自殺された中年男(マーロン・ブランド)と結婚を控えた若い娘(マリア・シュナイダー)の出会いを描く。過激なセックスシーンが物議を醸したが、クリストファー・ノーランが『インセプション』でオマージュを捧げているように、そのスタイリッシュな映像は、映画人の間では信奉者も多く、今では'70年代を代表する1本に。
Text ATSUKO TATSUTA Photo AFLO,GETTY IMAGES
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