特集 2017/11/17(金)
この道20年のベテランが、その真実を告白!

フーディ―の憧れ「ミシュランガイド」調査員の、お仕事ライフとは?

「世界中を旅し、世界最高峰の食事を無料でいただく」。これ以上の仕事ってある? 答えは「イエス」でもあり「ノー」でもあるそう。実際にそんな生活を送っているのが、世界中のレストランやシェフを評価し、選ばれし店に“星”という称号を与える『ミシュランガイド』の調査員たち。権威あるフーディ―のバイブルのために世界中を飛び回るという、その調査員たちの知られざる生活に迫る。

調査員の仕事は、フルタイム
10月初旬に出版されたばかりの『ミシュランガイド イギリス&アイルランド2018』。そのハイライトは、座席数は9席のみ、コースは1人300ポンド(約4万5000円)という設定で3つ星を獲得したロンドンにある日本食レストラン「The Araki」や、今年初めて星を獲得したブリストルにあるタパスレストラン「Paco Tapas」などで、早くも注目をさらっている。そして日本でも、2017年11月10日(金)に京都・大阪編が発売、12月1日(金)には東京編が発売される予定。それに先駆けて、20年前からミシュランで働き、現在は『ミシュランガイド』のエディターを務めるレベッカ・バーさんに、調査員たちの舞台裏をASK。
「調査員は世界中を渡り歩き、ミシュランは彼らに対価を支払います。我々は調査員を日本やニューヨーク、ミラノへ送り出し、世界レベルの基準を身につけてもらっています。もちろん仕事はフルタイムで、調査員は飽くことなく彼らの仕事を続けています。明けても暮れても仕事に没頭し、仕事がライフスタイルになります。多くの人がこの仕事に関心を持ってくれますが、一方で、どれほど大変なことかを知らなかったひとはすぐに心変わりしてしまい、辞めてしまうひともいるのです」

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original text : Olivia Blair Translation: Ai Ono

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