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台所仕事の音から女ごころが浮かび上がる 人間心理を繊細に描いた名作短編小説

『台所のおと』/幸田文 著

野菜を洗う音、包丁を研ぐ音、鍋蓋を閉じる音、すり鉢を使う音。病に臥した料理人が、台所から来る音から読み解くのは妻の心の機微だ。物と物とがこすれ合い、ぶつかりることで立つ音が、人と人との関係性や登場人物の性格と共鳴する。微妙な心理を繊細に描き出した表題作を始め、10篇の短編を収録。
 
出版社/講談社 
出版年/1995年8月 
価格/¥540
 
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  • 代官山 蔦屋書店
     
    住所/東京都渋谷区猿楽町17-5
    tel. 03-3770-2525
    営業時間/7:00~翌2:00(2F 9:00~)
    http://tsite.jp/daikanyama/

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