>
<

(左)「シャネル」では新アイコンバッグである“ガールシャネル”をボーイのスタイルにIN。 (右)「アレキサンダー ワン」のちょっとワルな寄宿舎の男の子といった体のルックが。

Photo : Imaxtree

8/10

8.兼用前提! ジェンダーミックス

K) ジェンダーミックスはひとつステージが上がったような気がします。ミックスされているのはデザインではなくて、ブランドが想定する買い手のジェンダー。
T) ディレクターが交代した「グッチ」がウィメンズとメンズのミックスで発表されていて、メンズが着ているのも女性が着られるし、その逆もしかりというデザインで、購入者も男女関係なく買えそう。選択肢が増えてうれしい。
M) 「アレキサンダー ワン」も前はスポーティだったのが、一気にパンキッシュに変わって、半ズボンを穿いた男の子ルックがありました。メンズが着てもいいんじゃないかと。
A) 「シャネル」はひとり、男の子なのかボーイッシュな女の子なのか一瞬迷うくらいのきれいな顔のモデルが出てきて、新作の“ガール・シャネル”を持ってたから女子だと思ったら、男子だったの! 「シャネル」のバッグは男子でも持てるのね! って感動した。
K) 「バーバリー」では逆でした。すごくカッコいいコがいて、メンズモデルでも通用するかっこいいイサニーがすごく異彩を放っていて、素敵だな~と思ってバックステージでお話ししたら、私服が本当に男の子っぽくて、余計に惚れました(笑)。
M) 彼女は今ものすごい注目株ですもんね。「このデザインは女子」、「このデザインは男子」という概念は外して考えたほうが市場も広がる。もう、こうなると男とか女とかいう枠にはとらわれず、よりボーダレスにするブランドが増えそうですよね。

  • 【エディターの2015秋冬お買いものリスト】
    ミラノ担当Tomokoが目撃した新生「グッチ」に登場したメンズのルックはフリルやボウ、ステートメントアクセサリーなど、要素が限りなくガーリィで、このレトロなフリルトップスを買おうかどうか迷い中。 

「2015-16秋冬ファッショントレンド10」トップへ
  • ニューヨーク担当Mana:モデル萌え爆発! 変な人と思われながらも果敢に接近。キアラ・フェラーニに自分の携帯を渡して「自撮りして」と依頼する剛の者。

    ロンドン担当Keiichi:「バーバリー」の会場で、50㎝の距離でサム・スミスを見たら予想以上にお背が高くイケメンで一気にファンに。

    ミラノ担当Tomoko:ミラノでは美味すぎるTボーンステーキを食べる機会に数多く恵まれたため、帰国後体重計が指した結果に驚愕。しばらく素食で過ごすと固く決意している。

    パリ担当Aki:「エルメス」の素材使いに感動し、絶対に手に入れたいと本気で貯金を始めている編集長代理。

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へエディターズPICK一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト