(左)ロリータと呼んでもいいくらい少女性を強調した「グッチ」。 (右上)ガーリィをレザーで表現した「フェンディ」。 (右下)「プラダ」よりウィンターパステルがかわいいルック。花のモチーフもキュート。
Photo : Imaxtree
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4.ガーリィな時代がやってきた
A) 「エルメス」のハイクオリティなサロペットがかわいかった~。ブランドのエッセンスである馬具をモチーフに、ガーリィかつ色合わせが本当にシックで素敵。「セリーヌ」のフィービー・ファイロや「ステラ マッカートニー」など、自分たちが働く女性として本当に着たい服をクリエイトしているデザイナーは、“女性らしさ”を前面に出していたコレクションだったのが印象的だった。でも、グラマラスではなく、ボリューミーなんだけど女性らしい。「ステラ マッカートニー」のカクテルドレスも足元はブーツなの。着こなしは心地よさ、快適さ、リアルさを追求の時代なのだなぁ~と実感。
T) 「アルマーニ」もそうでした。胸元が大きく開いたレースのドレスにブーツを合わせるっていうスタイル。
A) リアルに生きる女性のためにデザインしている傾向がさらに強くなったような気がする。女性デザイナーたちの理想や実際に着ていた服、それからファンタジーを反映しているからか、機能的だったりどこか懐かしいガーリィ感を強調したり。そんなムードが強くなったシーズンだよね。
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【2015秋冬お買いものポイント】
Akiが欲しいのは「ステラ マッカートニー」初のカクテルドレス。ブーツとの組み合わせが新鮮で、このルックごと欲しい! と興奮。
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ニューヨーク担当Mana:モデル萌え爆発! 変な人と思われながらも果敢に接近。キアラ・フェラーニに自分の携帯を渡して「自撮りして」と依頼する剛の者。
ロンドン担当Keiichi:「バーバリー」の会場で、50㎝の距離でサム・スミスを見たら予想以上にお背が高くイケメンで一気にファンに。
ミラノ担当Tomoko:ミラノでは美味すぎるTボーンステーキを食べる機会に数多く恵まれたため、帰国後体重計が指した結果に驚愕。しばらく素食で過ごすと固く決意している。
パリ担当Aki:「エルメス」の素材使いに感動し、絶対に手に入れたいと本気で貯金を始めている編集長代理。