夢のデュアルライフ実現のため知っておきたい17のこと
2016/10/19(水)
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7.【メリット】視点のスイッチングが、ふたつの日常を特別なものに

都会と田舎のメリットがそれぞれ体感できて、いいとこ取りの生活ができるのが楽しみ(友枝さん)。対極的な二拠点生活は、視点を多角的にしてくれます。視点のスイッチングが、それぞれの日常を特別なものにしてくれます(佐伯さん)。

8.【海外での注意点】生活の基盤となる、その国の制度をリサーチしておく

生活様式が違うので、その土地の社会システムを事前に勉強しておく。健康保険や運転免許、賃貸契約、銀行口座の開設など、生活の基盤となる制度をリサーチしておく。自分のステータス(学生・労働・ワーホリ・永住権等)によって必要なもの、求められるものも違ってくるので、それらの知識も必要です(MINAさん)。

9.【国内での注意点】週末通うのに、何時間もかかる遠隔地はNG!

都心からの交通インフラが整っていること。週末通うのに何時間もかかるところだと、だんだん苦痛になってしまいます。過疎化が深刻な地域には、一緒に盛り上げるんだという覚悟も必要(友枝さん)。

10.【共通の注意点】刺激(非日常性)だけ求めていては長続きしない

生活拠点とは、リゾートや別荘とはまったく別のもの。刺激(非日常性)だけ求めていては長続きしないでしょう(佐伯さん)。

Photo : Getty Images Text:Takano Hitomi(P6)

  • デュアルライフ実践TIPSにお答えいただいたのは、こちらのみなさん(敬称略)

    MINAメイクアップアーティスト。2001年渡英。ロンドン、パリ、ミラノコレクションで経験を積み、2005年帰国。広告やファッション誌で幅広く活躍する傍ら、化粧品ブランドのアドバイザーや美とライフスタイルにまつわる執筆活動も。 2016年カナダのバンクーバーと都内を行き来するデュアルライフをスタート。

    佐伯 仁/現代デザイン家具・小物のディストリビューションおよびライフスタイル提案を行う「トリコインターナショナル(Trico International)」を主宰。デザイン事務所「トリコデザイン研究所(Trico Design Love!)」アートディレクター。デザインコレクティブ「エアコンディションド(Airconditioned)」デザイナー。豊かな自然と先端文化、これらをごく普通の日常として享受するため行き着いた2拠点居住。都内湾岸エリアと関東地方の人里離れた山中に1歳と5歳の子どもと妻の4人暮らし。

    友枝康二郎/移住応援ネットワーク「モリッシュカントリー」代表。ライフスタイルアドバイザー。1958年熊本県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、株式会社HONY入社。20歳で八ヶ岳に惚れ込み、2011年の東日本大震災を機に完全移住を果たす。原村観光連盟副会長、原村地域創生検討委員会副委員長(2016年現在)。日本グラフィックデザイナー協会会員。近著に『週末移住からはじめよう 田舎に小さな家を持つ2拠点ライフ』(草思社刊)。ブログ「八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY 原村」も更新中。

    最後に実例を披露いただいた斉山さんのプロフィールはこちら。

    斉山陽子/Ifca showroom代表。ファッションコンサルタント、プロデューサー。海外ブランドの国内でのライフスタイル的な打ち出しや販売戦略、PRやプロモーション、空間演出等幅広く手掛ける。興味分野はファッション、カフェ、スポーツ、インテリア、オーガニック等。最近は“Calfornia weekend Van life”にハマり中。LA⇔Tokyoのデュアルライフはインスタグラムでも公開中(YOKO_DEL_SOL)。

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