夢のデュアルライフ実現のため知っておきたい17のこと
2016/10/19(水)
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1.【マインド】ふたつの生活環境のギャップを楽しむ余裕と計画性を

ひとつの場所で生活&仕事をしているだけでも慌ただしいのに、場所が2カ所となるとその倍大変! 憧れや理想だけでなく、ふたつの場所で何をするのかしっかりとした計画を(MINAさん)。異なるふたつの生活環境におけるギャップを楽しむことはもちろん、ハプニングやアクシデントも含め、新たな出会いや発見をとにかく楽しむこと(佐伯さん)。

2.【資金面】大金はなくとも、数カ月分の生活費を貯金しておくと安心

新しい土地でデュアルライフを始める場合、ある程度の基盤ができるまで最低でも数カ月分の生活費を貯金しておくと安心(MINAさん)。住居がふたつということは、家財道具等の生活用品が2セット必要になるということ。必要金額の大小は求める生活レベルにもよりますが、大金があるからといってすべての問題を解決できるとも限りません(佐伯さん)。

3.【防犯】不在時、街ではセキュリティ、山では近所付き合いが有効

親しい友人や家族に、家の点検および空気の入れ替えを頼むのがベスト! 私の場合、協力的な友人が不在時にFBやLINEで家の様子を写真に撮って送ってくれます(MINAさん)。街ではセキュリティサービス、山では近所付き合いが有効(佐伯さん)。都会の方がデュアルライフを始めるなら、別荘地がおすすめ。管理事務所が管理していますし、定住の方もいるので、不審者が侵入しにくいのです(友枝さん)。

Photo : Getty Images Text:Takano Hitomi(P6)

  • デュアルライフ実践TIPSにお答えいただいたのは、こちらのみなさん(敬称略)

    MINAメイクアップアーティスト。2001年渡英。ロンドン、パリ、ミラノコレクションで経験を積み、2005年帰国。広告やファッション誌で幅広く活躍する傍ら、化粧品ブランドのアドバイザーや美とライフスタイルにまつわる執筆活動も。 2016年カナダのバンクーバーと都内を行き来するデュアルライフをスタート。

    佐伯 仁/現代デザイン家具・小物のディストリビューションおよびライフスタイル提案を行う「トリコインターナショナル(Trico International)」を主宰。デザイン事務所「トリコデザイン研究所(Trico Design Love!)」アートディレクター。デザインコレクティブ「エアコンディションド(Airconditioned)」デザイナー。豊かな自然と先端文化、これらをごく普通の日常として享受するため行き着いた2拠点居住。都内湾岸エリアと関東地方の人里離れた山中に1歳と5歳の子どもと妻の4人暮らし。

    友枝康二郎/移住応援ネットワーク「モリッシュカントリー」代表。ライフスタイルアドバイザー。1958年熊本県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、株式会社HONY入社。20歳で八ヶ岳に惚れ込み、2011年の東日本大震災を機に完全移住を果たす。原村観光連盟副会長、原村地域創生検討委員会副委員長(2016年現在)。日本グラフィックデザイナー協会会員。近著に『週末移住からはじめよう 田舎に小さな家を持つ2拠点ライフ』(草思社刊)。ブログ「八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY 原村」も更新中。

    最後に実例を披露いただいた斉山さんのプロフィールはこちら。

    斉山陽子/Ifca showroom代表。ファッションコンサルタント、プロデューサー。海外ブランドの国内でのライフスタイル的な打ち出しや販売戦略、PRやプロモーション、空間演出等幅広く手掛ける。興味分野はファッション、カフェ、スポーツ、インテリア、オーガニック等。最近は“Calfornia weekend Van life”にハマり中。LA⇔Tokyoのデュアルライフはインスタグラムでも公開中(YOKO_DEL_SOL)。

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