エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.4/ショッピング攻略法】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第4回はショッピング編。旅行のときに使えるフレーズ満載でお届け。
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ショップで使える基本フレーズ
フランスで買い物をするとき、お店に入ったらまず「Bonjour(ボンジュール)」と店員に挨拶をしましょう。大都市では観光客も増えているので、外国人が必ずしもフランス流に振る舞うわけじゃないとわかっている人も多いのですが、それでも挨拶はしておいたほうがスムーズです。
店員が話しかけるときの定番フレーズとしては、
「Bonjour Madame/Monsieur, je peux vous aider(ボンジュール マダム/ムッシュー、ジュ・プー・ヴ・ゼデ)?」(いらっしゃいませ。何かお探しですか?)
があります。それに対して、買いたいものが決まっている場合は、
「Je cherche ~(ジュ・シェルシュ~)」(~を探しています)
「Vous avez ~(ヴ・ザヴェ)」(~はありますか?)
「Vous vendez ~(ヴ・ヴァンデ)」(~は売っていますか?)
などが使えます。
店内を見ているだけならば、
「Je voudrais regarder(ジュ・ヴドレ・ルギャルデ)」(少し店内を見たいです)
と言いましょう。このとき、最初に「Non(いいえ)」を入れてしまうと強く拒否している印象になるので、使わないほうが無難。「Je voudrais~」は、英語でいう「I would like to~」の意味で、「~したい」の丁寧な言い方です。
試着をしたいときは、
「Où sont les cabines(ウー・ソン・レ・キャビンヌ)?」(試着室はどこですか?)
「Je peux essayer ça(ジュ・プー・エッセイエ・サ)?」(これを試着してもいいですか?)
試着後に買わずに戻したいときは、
「Ça ne me va pas (サ・ヌ・ム・ヴァ・パ)」(似合わないみたい)※遠回しに「やめておきます」の意味
などが使えます。
フランスでは観光地以外、日曜日はほとんどのお店が閉まるので注意が必要。フランス人にとって日曜日は家族で食事をしたり、出かけたり、のんびり過ごすための日です。パリに行くなら、Canal Saint-Martin(カナル・サンマルタン)=サンマルタン運河のあたりはおすすめ。おしゃれなショップやカフェがたくさん並んでいる人気のエリアです。
photo : Getty Images
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Christophe LAVIGNASSE(クリストフ・ラヴィニャス)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
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