リアルなストリート感覚を映画に呼び込む存在感
クロエ・セヴィニー
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『KIDS/キッズ』('95)
フォトグラファーとしても知られるラリー・クラークの監督デビュー作。NYに住む無軌道なティーンエイジャーたちの一日をセックスやドラッグも含めて描き、アメリカで論争を引き起こした。
文・選: 野中モモ(ライター、翻訳家)
Photo: AFLO、GETTY IMAGES
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野中モモ
ライター、翻訳家。音楽、映画、メディア史などの分野を手がける。著書『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』。訳書に『バッド・フェミニスト』(ロクサーヌ・ゲイ著)、『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』ほか。自主制作出版物オンラインショップ「Lilmag」の店主を務める。 -
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