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9部門ノミネートで作品賞を狙う!

『それでも夜は明ける』

受賞すれば3D映画として初の快挙となる『ゼロ・グラビティ』とともに作品賞を争い三つ巴となっているのが、鬼才スティーヴ・マックィーンの『それでも夜は明ける』と『アメリカン・ハッスル』。どちらも実話を元にしたアメリカ的な作品だ。
 
『それでも夜は明ける』は、1840年代にNYでミュージシャンとして活動していたソロモン・ノーサップが騙されて奴隷として売り飛ばされ、解放されるまでの12年間を描いた伝記映画。すでにゴールデン・グローブ賞などいくつもの賞を受賞しているが、アカデミー賞でも作品賞、監督賞の他に主演男優賞のキウェテル・イジョフォー、助演男優賞のマイケル・ファスベンダー、助演女優賞のルピタ・ニョンゴなど9部門でノミネートされている。キウェテル・イジョフォーは、前評判の高さのわりに前哨戦受賞は逃しているが、作品賞か監督賞の上位2部門のどちらかにはかかりそうだ。
 
また、この作品。『ハンガー(原題)』、『SHAME -シェイム-』などで頭角を現してきた英国の映像アーティストでもあるスティーヴ・マックィーンの才能にほれ込みプロデュースを買って出たブラッド・ピット他、大ブレイク中のベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティなど実力派が脇を固めていて、主人公の過酷な旅のドラマに深みを与えている。

  • 『それでも夜は明ける』
    監督/スティーヴ・マックィーン
    出演/キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ
    配給/ギャガ
    公式サイト/http://yo-akeru.gaga.ne.jp/
    2014年3月7日(金)~、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開

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text : Atsuko Tatsuta

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