エディターズPICK
2016/09/23(金)
エディターSANAEの北欧連載

「物欲ストックホルム」Vol.4 陶器の町、グスタフスベリへ!【前編】

ストックホルムに移住したエディターSANAEが、最旬インテリアアイテムやスポットを現地から直送する本連載。連載第4回目の今回は、北欧系テーブルウェアや陶器好きには垂涎のグスタフスベリを行脚。その見どころを前編・後編2回に分けてお届け!

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スティグ・リンドベリ生誕100周年の展示より。

まずは、美術館でスティグ・リンドベリの功績を学ぶ

“町”といっても、美術館やショップなど見どころは一角に固まっていて、ぐるりと一周すればすべて見てまわれる感じ。まずは、当地の歴史を物語るグスタフスベリ陶磁器博物館へ。“スウェーディッシュデザインの父”と呼ばれるヴィルヘルム・コーゲからリサ・ラーソンまでの作品が揃っています。

なかでも、アートディレクター、プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナーなどさまざまな顔をもっていたスター的存在スティグ・リンドベリは今年生誕100周年。それを記念して先日まで彼の回顧展が開かれていました。当代人気のリサ・ラーソンの才能を見いだしたのもこのリンドベリ。『エル・デコ』8月号でも彼の特集が組まれています。

同じくリンドベリ生誕100周年の展示より。テレビがものすごく可愛い! アートピースから大量生産のプロダクトまで、スウェーデンの人々の生活を豊かにしていった彼の功績がよく分かります。

常設展のコーナーで見かけたスティグ・リンドベリの作品群。上段のパステルカラーのシリーズは「コロラド」、下段は復刻されて今も人気の「スピサリブ」シリーズ。

ミュージアム1階には、自分で絵付けを体験できるコーナーも。

Gustavsbergs Porslinsmuseum
Odelbergs väg 5B 13440 Gustavsberg
tel. +46 8570 356 58
http://www.varmdo.se/porslinsmuseum/porslinsmuseumstart/
入場料:65SEK(1SEK≒12円)

Text: Sanae Sato

  • エディターSANAE

    エディター&ライター。航空会社にて客室乗務員として勤務後、現ハースト婦人画報社に入社。“プラダを着た悪魔”的ポジションから、『25ansウエディング』『エル・デコ』編集部を経てフリーランスに。現在はスウェーデン・ストックホルムと東京を行き来しながら、根無し草ライフ(?)を満喫中。

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