「運命は“サイン”を送って私たちを導くのよ」
「運命は“サイン”を送って私たちを導くのよ」/『セレンディピティ 恋人たちのニューヨーク』
運命なら必ずまた会えるはず──それぞれに恋人がいながらも、ひょんな偶然で出会い、お互い特別なものを感じ合ったジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)は、もしもこれが運命ならまた運命が導いてくれるはずだと運命を試すことに。ジョナサンは5ドル札に、サラはその日持っていた本にそれぞれ自分の連絡先を書き、どちらかの連絡先が巡りめぐって手元にやって来たらまた再会できると信じて……。同じ日に、同じ店で、同じもの=黒いカシミヤの手袋を買おうとして出会った2人。それを単なる偶然ととる人もいれば、運命ととる人もいる。この映画は後者。ありえないほどロマンティックな運命を信じてみたくなる、そんなラブ・ファンタジー。
女子的シネマ名言は「運命は“サイン”を送って私たちを導くのよ」。名前や電話番号を交換せずにどうやって再会するのか? と心配するジョナサンにサラが言ったセリフ。
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『セレンディピティ 恋人たちのニューヨーク』(Serendipity)
2001年
DVD ¥2,625 発売中
監督/ピーター・チェルソム
出演/ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセール、ジェレミー・ピーヴン
発売元/ショウゲート
販売元/アミューズソフトエンタテインメント
問い合わせ先/ショウゲート
http://www.showgate.jp/
text : Rie Shintani