ブリー・ラーソンとトム・ヒドルストンが語る仕事との向き合い方
トム・ヒドルストンとブリ―・ラーソンが来日した。新生活が始まるこの時期に合わせ、エル・オンラインではワークスタイルに関してふたりに直撃インタビューを実施!
仕事を乗り越えるために必要なのはジョーク
―――撮影現場は泥だらけで過酷だったのではないかと想像できます。つらい仕事を乗り越えるために必要なことはなんですか?
ブリー:うまく(CGやメイクで)合成してくれているから、見た目より過酷ではなかったと思う(笑)。
トム:泥だらけになる場面を最小限に抑えてくれたしね。ガンアクションもあるから、銃の扱いに慣れていないといけなかったけど、幸いいくつかの作品で軍人の役をやたことがあるので、今回もそれが役に立った。グリーンバックで演じることも多かったけど、先生から教えてもらったことで大事にしているのは「そこにないものでもイメージしなさい」ということだった。あれがないから、これがないからできないと言う前に、ない状態でもどうしたらできるだろうと工夫すること。これはクリエイティブな仕事をするうえでは共通するポイントじゃないかな。
ブリー:つらい仕事を乗り越えるのに助けになるものを挙げるなら、ジョークかも。ユーモアは何かがギリギリになったとき、そこから救いだしてくれるもの。だから、逆に言えばジョークが出ない、もしくは出なくなった職場は終わりだわ。
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『キングコング: 髑髏島の巨神』
それは簡単な任務のはずだった……。
侵略地拡大のため、調査遠征隊が謎の島に潜入する。しかし、そこは人が決して足を踏み入れてはならない島‐‐‐---髑髏島(ドクロ)島だった。爆弾を落とし、気軽に調査を開始した隊員たちの前に突如として姿を現す、島の守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前に唖然とする隊員たち。骸骨が散らばる島の岸壁には血塗られた巨大な手の痕跡までもが……。だが、悪夢はそれでけではなかった。彼らの前には、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に、人間は虫ケラに過ぎず為す術もない……。絶体絶命、待ったなしの猛襲が続く中、やがて明らかになる髑髏島の秘密―。
コングをただの“怪物”としてではなく、人類を守り、ときには襲いかかる自然の象徴のように描かれている本作。続編を期待させる内容もあり、ただのエンターテインメントとは一線を画した大人のための怪獣映画に仕上がっている。出演/トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、MIYAVI、ジョン・C・ライリー、他
監督/ジョーダン・ボート=ロバーツ
公式HP/http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/
3月25日(土) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 3D/2D/IMAX公開