ブリー・ラーソンとトム・ヒドルストンが語る仕事との向き合い方
トム・ヒドルストンとブリ―・ラーソンが来日した。新生活が始まるこの時期に合わせ、エル・オンラインではワークスタイルに関してふたりに直撃インタビューを実施!
セーラムーンも好き
―――映画以外で日本の好きなところは?
トム:僕は今回初めての日本だし、昨日到着したばかりだから、まだホテルの周りをぐるっとしただけで、まだ体験していない。来日中にいろいろなところに行けるのを楽しみにしてる。
ブリー:「セーラームーン」ね。4年生のときから好き。グッズも持ってるのよ。
―――そういえばインスタでピカチュウと妖怪ウォッチの着ぐるみを着てましたね。
ブリー:そう! 彼(フィアンセ)が日本が大好きで、彼のほうが私より来たがったくらい。前回は一緒に来られたのだけど、今回はできなかったから出発前に一緒に着ぐるみを着て、「どっちが日本に行くでしょう?」って書いたの。あれ、1年前の東京のドンキで買ったのよ。
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【取材後記】さすが子役の頃からいろいろなことにチャレンジして辛酸を舐めてきた苦労人だけあって、凄く気さくなのに絶対に受け答えに甘さを見せないブリー・ラーソン。オスカーを獲得してもそれに甘えずクリエイターとしても常に映画づくりを続けている職人気質は、尊敬するしかないといった感じ。親日家としての側面も見せ、彼女のインスタには来日時の写真でいっぱい。いっぽう、イートン校→ケンブリッジ→RADAと文句のつけようのないエリート人生を歩んできたトムは、不器用な人といった印象。エリートなのにつねに「この人に何を言ったら喜んでもらえるか」「いい印象をつかんでもらえるか」と必死で考えている様子が伝わってきて意外。インタビュー冒頭にレコーダーがOFFになったままであることに気付いた彼。「スイッチ入れないとダメなんじゃない?」とわざわざ自分の手元に引き寄せてONにしてくれるという気遣いぶりに、予想以上に厚い胸板とともに感動!
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『キングコング: 髑髏島の巨神』
それは簡単な任務のはずだった……。
侵略地拡大のため、調査遠征隊が謎の島に潜入する。しかし、そこは人が決して足を踏み入れてはならない島‐‐‐---髑髏島(ドクロ)島だった。爆弾を落とし、気軽に調査を開始した隊員たちの前に突如として姿を現す、島の守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前に唖然とする隊員たち。骸骨が散らばる島の岸壁には血塗られた巨大な手の痕跡までもが……。だが、悪夢はそれでけではなかった。彼らの前には、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に、人間は虫ケラに過ぎず為す術もない……。絶体絶命、待ったなしの猛襲が続く中、やがて明らかになる髑髏島の秘密―。
コングをただの“怪物”としてではなく、人類を守り、ときには襲いかかる自然の象徴のように描かれている本作。続編を期待させる内容もあり、ただのエンターテインメントとは一線を画した大人のための怪獣映画に仕上がっている。出演/トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、MIYAVI、ジョン・C・ライリー、他
監督/ジョーダン・ボート=ロバーツ
公式HP/http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/
3月25日(土) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 3D/2D/IMAX公開