インタビュー
2017/03/24(金)
『キングコング 髑髏島の巨神』で来日

ブリー・ラーソンとトム・ヒドルストンが語る仕事との向き合い方

トム・ヒドルストンとブリ―・ラーソンが来日した。新生活が始まるこの時期に合わせ、エル・オンラインではワークスタイルに関してふたりに直撃インタビューを実施!

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Photo : Wataru Yoneda

日本映画で好きなのは小津映画

―――この映画は日本人にとってなじみ深い、「怪獣映画」のひとつです。シーンやカットも、ジブリアニメーションなどでどこか見たことのあるものでした。日本映画で好きな作品はありますか?
 
ブリー・ラーソン(以下B):小津安二郎監督の作品は好きだわ。そう、あと学校でのバトルの映画。『バトルロワイヤル』も見たんだけどあれじゃなくて……あと、もうひとつ学校の教室で生徒たちが戦い合う物語……。ああ、タイトルを忘れてしまったわ。
 
トム・ヒドルストン(以下T):僕も小津作品は好きだよ。『東京物語』がとくに。小津の家族の描き方は素敵だ。女優の原節子もいい。君は何が好き?
 
 
―――逆質問ですか? それは反則……成瀬巳喜男ですかね。小津が好きなら成瀬の家族の描き方も好きになるはずです!
 
トム:おすすめのタイトル教えて。
 
―――舅とお嫁さんのやわらかな愛情もので……のっけから富士山で始まるんですけど……私もタイトル忘れました!
 
トム:(笑)

  • 『キングコング: 髑髏島の巨神』
     

    それは簡単な任務のはずだった……。
    侵略地拡大のため、調査遠征隊が謎の島に潜入する。しかし、そこは人が決して足を踏み入れてはならない島‐‐‐---髑髏島(ドクロ)島だった。爆弾を落とし、気軽に調査を開始した隊員たちの前に突如として姿を現す、島の守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前に唖然とする隊員たち。骸骨が散らばる島の岸壁には血塗られた巨大な手の痕跡までもが……。だが、悪夢はそれでけではなかった。彼らの前には、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に、人間は虫ケラに過ぎず為す術もない……。絶体絶命、待ったなしの猛襲が続く中、やがて明らかになる髑髏島の秘密―。
    コングをただの“怪物”としてではなく、人類を守り、ときには襲いかかる自然の象徴のように描かれている本作。続編を期待させる内容もあり、ただのエンターテインメントとは一線を画した大人のための怪獣映画に仕上がっている。

    出演/トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、MIYAVI、ジョン・C・ライリー、他
    監督/ジョーダン・ボート=ロバーツ
    公式HP/http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

     
    3月25日(土) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 3D/2D/IMAX公開
     

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