いよいよ公開! 『美女と野獣』のエマ・ワトソン&ダン・スティーブンスがエルだけに語ったこととは?
今年の映画界の目玉作品のひとつ、エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』が、ついに日本上陸。4月21日(金)の公開を前に、エルでもおなじみの映画ライター、よしひろまさみちさんにだけ語った独占インタビューをお届け。主演ふたりの息のあったトークはいかに?
アイドル的存在だったベルを演じるプレッシャー
――ディズニーのアニメーション版『美女と野獣』を最初に観たのはいつ? また、今作のために見直しました?
エマ・ワトソン(以下E):
私は撮影前に見直したわ。子供の頃、100回以上は観たに違いないし、すべての歌のすべての歌詞が全部頭のなかに入っている作品の仕事をするなんて! って感じ。しかもそれって、仕事量をかなり減らすことになったのよ。歌を覚える手間が省けたんだもん(笑)。
ダン・スティーブンス(以下、D):
そうだよね。子どもの頃、僕もディズニーのアニメーション版が大好きだったよ。僕が8歳の時に公開されて、すぐに古典になったんだ。僕らはまた、1930年代のジャン・コクトー版も観たし、違うバージョンの本も読んだ。たくさん似たところはあったけど、僕らが持ち込んだ新しいこともあったよね。
E:
ベルに関して言うと、彼女を実写のためにアップデートするというよりは、彼女がどういう人かというオリジナルのバージョンを守り、保護しているんだと感じられたわ。だって、オリジナルには、すべてがあったからよ。ただそれに忠実であり続ける、ということが大事だったの。なぜって、彼女は私にとってアイドルだったからよ!
Photo: KERRY HALLIHAN(Portrait),Getty Images Interview & Text: Masamichi Yoshihiro
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『美女と野獣』
魔女によって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しいベルという女性だった。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが……。果たして、その出会いは王子の運命を変えることができるのか?
監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ユアン・マクレガーほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2017年4月21日(金)より全国ロードショー
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html