>
<

白いワンピースは「バーバリー」。クラシカルなワンピースがエッジィな役のイメージが強いルーニーの、“幸せ”な主婦像づくりに貢献している様子。

© 2012 Happy Pill Productions.

2/4

「彼は本当に仕事が早いの」

― 前回の来日は『ドラゴン・タトゥーの女』のためだったんですよね? つまり、あなたは2つともとても難しい役柄をこなしたということですね。

そうね。

 

― 今回はどうでした?

2つの作品は違うわ。スティーヴン(・ソダーバーグ監督)はデヴィッド(・フィンチャー監督)とまるで違う。2人ともすばらしい監督よ。2つともすごく複雑な役だったけど、全く違うの。スティーブンと働くのは本当に楽しかったわ。彼は本当に仕事が早いの。同時進行でいくつもの仕事をしているのに、常に落ち着いていて、誰も疲れたりイライラしたり、パニックになるなんてことがなかった。彼は本当に落ち着いている。

 

― この役を演じるために何かしましたか? 例えば精神科医に話すとか。

ええ。何人かの精神科医に会ったわ。彼らは私の脚本をみて細かく分析してくれたの。それと、私が演じた役のような鬱病の人たちにも会ったわ。それが一番役に立つ経験だった。

 

― 本当に題材が興味深いですが、初めて脚本を読んだ時にどう思いましたか?

本当に面白いと思ったわ。とても好きだわ。最初に読んだ時は、何かもっと別の映画になると思っていたけど、結果的にまったくの別物になった。それがいつも脚本を読んでいて楽しいと感じるところよ。

 

>>私生活ではセレブ一家のお嬢様ルーニーが感じた、“普通の女性”の多面性。 次のページへ

  • 『サイド・エフェクト』
      
    <STORY>
    28歳の妻エミリー(ルーニー・マーラ)は、愛夫マーティン(チャニング・テイタム)と幸せな日々を過ごしていた。ところが、マーティンがインサイダー取引の疑いで投獄されたことをきっかけに、克服したはずのうつ病を再発。たまたま担当になった精神科医バンクス(ジュード・ロウ)が処方した新薬を服用したところ、殺人事件を起こしてしまい、そこにかつての担当医(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)も絡んできて、背後に蠢く陰謀が明らかになっていく―。スティーヴン・ソダーバーグ監督の引退宣言により、最後の劇場作になるとみられているこの作品。幸福、官能、謎、陰謀……興奮させる映画の“副作用”をすべて詰め込んでこの秋公開となる。
      
    監督/スティーヴン・ソダーバーグ
    出演/ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、チャニング・テイタム、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
    配給/プレシディオ
    公式サイト/http://www.side-effects.jp/
    2013年9月6日(金)TOHO シネマズ、みゆき座ほか全国ロードショー

「ルーニー・マーラのインタビューをエル・オンライン独占でお届け!」トップへ

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へインタビュー一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト