ヒラリーが大統領になれなかったことで私たちが失望した6つのこと
2016/11/11(金)
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失望4:妻ってやっぱり……

上院選に出たときも、2007年、翌年に控えた大統領選の民主党候補に出馬したヒラリーが「夫の七光り」と揶揄されたことを覚えている人も多いはず。そのせいで選挙戦での彼女は名前の表記を「Hillary」だけにしたり、「Hillary Rodham」と元々の姓名を使うことを考えたり、「Hillary Rodham Clinton」とフルネームにしたり、再び「Hillary Clinton」に戻したりと迷走するハメに。
 
極め付けは「夫が大統領になったおかげで財団作れるくらい稼げてるんだから、妻まで大統領になる必要なんてない」という声。どんな論理!? ジョン・クインジー・アダムズも、ジョージ・ブッシュも2世大統領だし、トランプだって実は2世社長。親の七光りで政治家になった人はゴマンといるのに、“夫の七光り”は批判されてしまうのなら、将来を嘱望される女性は能力あるパートナーとは結婚しない方がいい。これは数十年も前に一部のフェミニストがたどり着いた結論。
 
そういえば、“妻の七光り”で出世した政治家もいるけれど、滅多に触れられない。なんて不思議な現象! 

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