ヒラリーが大統領になれなかったことで私たちが失望した6つのこと
2016/11/11(金)
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Photo : Getty Images

失望2:女性が団結しない

今回の選挙は過去60年でもっとも男女の票が分かれた。NBCの調査では男性は5ポイント多く共和党に投票し、女性は17ポイント多く民主党に投票。その差は22ポイントに上り、あの疑惑の大統領選“ブッシュVSゴア”のとき以上の歴史的なジェンダーギャップとなった。なのに、なぜ初の女性大統領は実現しなかったのか? 主な原因のひとつが白人女性で、「黒人女性は96%、ラテン系女性は74%がヒラリーに投票したのに対し、白人女性は53%がトランプに投票(Mic/CNN)」した。政治的マイノリティである女性が大統領に就任する。大革命の道を阻んだのはマジョリティ女性とマイノリティ女性の分断だったということ。
 
ちなみにトランプを支持する数少ない黒人女性セレブのひとり、ラッパーのアジーリア・バンクスは、ヒラリー派のレディー・ガガやケイティ・ペリーが落ち込む姿をSNSでからかい、「ああいう馬鹿なセレブリティは自分たちのパワーで人を動かせると思ったみたいだけど、アメリカ人がそんなに馬鹿じゃないことが証明された」と発言。確かに言っていることはごもっともなんだけど、女性が女性を槍玉に挙げるという行為自体が女性の団結と発展を妨げているって、確かどこかのポップシンガーが言ってませんでしたっけ? 

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