ヒラリーが大統領になれなかったことで私たちが失望した6つのこと
2016/11/11(金)
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Photo : Getty Images

失望3:なんやかんや言って男性

選挙戦後、案の定湧いて出てきたのが「サンダースなら勝てた」という声。
 
でも、ヒラリーが民主党内の候補選に勝利して、バーニー・サンダースの政策の多くを採用したとき、「ヒラリーはバーニーの政策をそっくりコピーした」と憤懣を露わにしていたのは、当のサンダース支持者だったはず。選挙戦の間にヒラリーが勢いを増すと「バーニーの政策のおかげ」「ヒラリーはサンダースがいなければ政策も立てられなかった」と言わんばかりに声を上げたサンダース支持者たちは、結局政策でも政党でもなくサンダース越しにヒラリーを応援していたにすぎなかった。彼らの手の平返しから透けて見えるのは、自称リベラル派の「やっぱり女性だからダメだったんだ」というミソジニ―と自己肯定、というか責任転嫁。
 
女性が男性の仕切ってきた分野に、男性のルールでチャレンジして失敗したとたん、「女だから」と理由づけられる失望感、100年前からちっとも変わってない。

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