特集 2017/11/17(金)

金曜日の毒母たちへvol.2―――ジョーン・クロフォード、娘を絞殺しかけたオスカー女優

「No Wire Hangers!!(針金ハンガーは許さないわ!)」 映画『Mommie Dearest』で子役を殴りながらこう叫んだフェイ・ダナウェイが演じていたのは、ハリウッドを代表する往年の美人女優ジョーン・クロフォード。人々は彼女をこう呼ぶ、“娘を絞殺しかけた鬼母”と……。

エミー賞で話題を呼び、日本でもスターチャンネルで放映中のドラマ「フュード/確執」では、ベティとの闘いと同時に、当時からハリウッドが病理として抱えていた男たちによる女優の性的搾取や、ベティと娘との確執も描いている。

女優の死後40年を経た現在、密室での出来事を立証するのは難しい。だが虐待を目撃した友人や知人もおり、ジョーンの秘書も本の内容を事実と認めている。クリスティーナは存命だが、生涯独身で通した。「結婚したいとか子供が欲しいと思ったことは一度もありません。まったく後悔していないわ」

4 / 4
1 2 3 4

Original Text: CATHERINE ROBIN  Text: IZUMI MATSUURA

  • エル・ジャポン12月号 

    あの女優がDV加害者だった!? 12月号『エル・ジャポン』ではジョーン・クロフォードほか、ブリジット・バルドー、マレーネ・ディートリヒといった“毒母女優”の生々しい不都合な真実を掲載。

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト