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下院議員フランク・アンダーウッド(中央)は国務長官任命を約束され、ギャレット・ウォーカー(左)の大統領選勝利に多大な貢献をする。しかしギャレットと首席補佐官リンダ・バスケスの裏切りにあい、国務長官任命はなかったことに。フランクと妻クレア(右)は復しゅうのため、政界で野望の階段を上ることを決意する。

Photo : Aflo

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理由その1 だってネット配信なんだもん!

K: まず、みなさん何がきっかけでハマりましたか?
M: 中毒になりりやすいのはネット配信ドラマ(※1)だってこともありますよね。
T: ネット配信ならではのストーリー展開がたまらない。
N: 一挙配信だから無駄な引き伸ばしがないので、演出に無駄がない んですよね。そこに惹かれました。話が計算されている。
M: 海外ドラマってハードル高い。「CSI」とか「ER」みたいに、1話完結ならまだしも、シーズンごとにストーリーがまとまっているドラマは、次みたいときにすぐ見られないと途中で見なくなっちゃうじゃないですか。長いから。でもネットだと観たければいくらでも観られる。一回ハマると目の前に人参がぶらさがっている感じ。次週まで待つイライラもなければ、レンタルしにいく手間もいらない。見たければ「ポチっとな」するだけ。
Y: 私なんか昔の朝の連続テレビ小説観るために加入した「Hulu」でうっかり「ハウス・オブ・カード」を見つけてしまって……。自宅テレビに出力したり、視聴環境も整えたりしたらもう、いつまででも見てられる! しかもスマホに同期させているから、出社するときに歩きながらでも観たくなってしまう誘惑に手が震えるくらいになった。禁断症状!
M: ホームとか道路とかでスマホ見ながら歩いてるの危険ですよ! ダメ、絶対!
N: 見たかったらすぐ見られる。目の前に「はい、いつでもどうぞ~」ってダウンロードボタンが待ってたら、そりゃ最後まで観てしまうともさ。
Y: あと、このドラマは、人間関係が複雑だけれど、主人公本人が、 自分の状況や考えていることをカメラに向かって語りかけてくる ところがわかりやすくてイイ! 「はい、今からこいつを飼いならそうと思いま~す」みたいな。こんな軽い言い方してないけど(笑)
N: あの演出は斬新でしたよね。
K: たまに「むかつく!」 とかただの感情まで叫んだりしますもんね。
Y: 最初はあの演出にイラッときたんだけど、そのうちクセになっちゃって。あのドヤ顔。あれがコメディ要素となって少し安心させてくれる。でも、そういうところがMちゃん的にはダメなんでしょう?
M: 悪人が出てくるドラマは基本的にダメなんですけど、私、主人公絶対主義者でもあるので、フランクがばったばったと周囲の人間をなぎ倒していくのは見ていて痛快です。もし、フランクが死んじゃったら悲しいです。
Y: 手段を選ばない極悪人だけどね!
M: まるで自分とは関係ない世界だから安心して見られるというのもあります。これがファッション業界だったらまともに見られないかもしれません。
Y: でもすべての組織は政治であって、あのドラマは社会の縮図だから、どこの世界にでも当てはまるんじゃないのかな。
T: とりあえずワーキングガールは「ハウス・オブ・カード」を観るべし!

※1日本上陸が発表されたネット配信専門局「ネットフリックス(Netflix)」で配信された。現在日本では「Hulu」や「Amazon Instant Video」「Tsutayaオンデマンド」などでシーズン2まで配信中

  • Courtesy of House of Cards Netflix via Instagram 

    「ハウス・オブ・カード~野望の階段」
     
    郵送型DVDレンタルとコンテンツネット配信の先駆け「ネットフリックス(Netflix)」制作の政治ドラマ。『ソーシャル・ネットワーク』『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャー製作。オバマ大統領もチェックしているようで、なんと公式ツイッターでもドラマについてつぶやくほど。セレブにも熱狂的ファンが多く、ジェニファー・ローレンスもファン。同じくジョディ・フォスターもファンのひとりで、シーズン2では監督も務めている。2012年にスタートし、現在シーズン3を配信中。シーズン4の制作も決定している。
     

    ★あらすじと人物相関図は公式サイトでチェック!
    公式サイト/ http://house-of-cards.jp/ (ソニーピクチャーズ)、 http://www.imagica-bs.com/yabou/house_of_cards/ (イマジカBS)、 http://www.hulu.jp/house-of-cards (Hulu)
    公式インスタグラム/https://instagram.com/houseofcards/   

「ドラマ「ハウス・オブ・カード」にエディターがハマる7つの理由」トップへ
  • 〈エル・コンテンツ部“ハウス・オブ・カード熱”感染者一覧〉
     
    エディターT: カルチャー担当。海外ドラマを見るためなら現地にも出向く剛の者。もちろん「ハウス・オブ・カード」は日本語字幕付きを待たずにシーズン3までチェック済み。劇中のなりたいキャラクターはクレア・アンダーウッドだけれど、「実際はゾーイくらい」。嫌いなキャラクターはフランクの部下、ジャッキー。好きなキャラクターはシーズン3で登場するロシア大統領。演じるラールス・ミケルセンは北欧出身の人気俳優で、“北欧の至宝”と言われる俳優マッツ・ミケルセンの兄であることに気づき感動している。
     
    エディターK: ファッション・フィーチャー担当。「ハウス・オブ・カード」を教科書に日々言いたいことも言えないこんな世の中をサバイブしようとしているドラマオタク。なりたいキャラクターはクレア。好きなキャラクターは超セクシーな中国人フィクサー、サンダー・フェン。嫌いなキャラクターはフランクの元部下で、敵となって暗躍するレミー・ダントン。自分の立場も考えずフランクの部下ジャッキーと恋をしてしまう彼の精神の甘さを斬って捨てたところ、周囲にドン引きされる。
     
    エディターM: ファッション担当。「ハウス・オブ・カード」話で盛りあがる輪に入りたいがために観始めた初心者。普段はドロドロしたドラマは見ないようにしているものの、フランク&クレアの野心には共感。なりたいキャラクターはバーベキュー屋のフレディ。好きなキャラクターはゾーイの元同僚で恋人のルーカス・グッドウィン。その理由を「劇中唯一といっていい善人だから」と答えたものの、すぐさま周囲から「結局その善人は負けたじゃん」と指摘され意気消沈する。
     
    エディターY: オンライン副編集長。「ゲゲゲの女房」の星野源を愛でるべく加入した「Hulu」で、思いがけず「ハウス・オブ・カード」にハマったせいで寝不足に。深夜に必死でチェックしているものの、際どい内容のためいつ娘が起きてきやしないか、ヒヤヒヤする毎日を過ごす。なりたいキャラクターは突如登場するハッカーのギャヴィン・オルセイ。ダメ男、ピーター・ルッソを支える有能な秘書クリスティーナの存在に憧れている。

     
    ウェブ・プロデューサーN: 仕事術をこのドラマから学んでいる毎日。クレアの優秀さと同時に、女性としての苦悩に激しく共感。なりたいキャラクターはフランク。好きなキャラクターは元彼アダムと過ごしたときのクレア。なりたくないキャラクターはダグ。 

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