特集 2014/4/30(水)
二村ヒトシの映画でラブ&セックス考

【第7回】『とらわれて夏』、愛を失うことで手に入る愛もある

『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』『すべてはモテるためである』などの著書で恋愛とモテについて説き、アダルトビデオ監督としてあくまで女性目線での作品づくりに定評がある“女性と性”のエキスパート、二村ヒトシさん。そんな二村さんが毎月1回、新作映画からラブ&セックスを読み解く連載。第7回は、シングルマザーと脱獄囚のラブストーリー『とらわれて夏』を斬る!

  • 二村ヒトシ/アダルトビデオ監督。1964年六本木生まれ。慶應大学文学部中退。1997年にAV監督デビュー。痴女もの、レズビアンものを中心に独創的な演出のアダルトビデオ作品を数多く手掛けるかたわら、『すべてはモテるためである』(イースト・プレス刊)、『恋とセックスで幸せになる秘密』(同)などの著書で、恋愛やモテについて鋭く分析。女性とセックスを知り尽くした見識に定評がある。最新刊『淑女のはらわた』(洋泉社刊)、『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(文庫ぎんが堂刊)も好評発売中。
    http://nimurahitoshi.net/

  • 『とらわれて夏』
    監督・脚本/ジェイソン・ライトマン
    出演/ケイト・ウィンスレット、ジョシュ・ブローリン
    配給/パラマウント ピクチャーズ ジャパン
    公式サイト/http://www.torawarete.jp
    2014年5月1日(木)~、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

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