ワンナイトラブにさせない法則/ステップ6
100のテクニックより一度のイッたフリ
受け身の印象がある草食系ですが、実はベッドで女性にリードして欲しいと思っているのは少数派。むしろ「女性が悦ぶ様を見たい」(40代Oさん)と、サービス精神で腕を振るおうというオトコが多いのです。ですから、セックステクニックを披露するよりも、男性の舌や指に、若干過剰すぎるほど反応してみてください。そうした感度の高い女性と寝ることで、オトコの人はもっと喜ばせたい、次回は2回イカせたいなどと感じ、また、女性に対して自信を持ってくれます。ただ、「20代前半で付き合った10歳年上の女性のテクニックがすごくて性に溺れた」(30代Tさん)というように、相手の男性に経験が極端に少なかったり、かなり歳下である場合は、女性側がしっかりとサービスしてあげるのはかなり効果的なようです。
Text : Suzumi Suzuki Photo : Getty
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鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)など。
Twitter:@Suzumixxx
http://lineblog.me/suzukisuzumi/ -
取材したメンバー
40代草食系代表O・Tさん(42歳/PR会社勤務)
20代の頃はバリバリ肉食系でありながら、離婚した前妻の浮気が発覚してから人間不信に陥り草食系に。初体験は14歳。好きな女性芸能人はかとうれいことマライア・キャリー。 -
30代草食系代表T・Yさん(33歳/編集)
かつて交際した4人のガールフレンドはすべて年上。休日は同業界の飲み仲間とクラブやライブイベントで夜遊びして息抜き。初体験は19歳。好きな女性芸能人は宝生舞と浅見れいな。 -
20代草食系代表K・Tさん(28歳/飲食業)
東京に上京して1年目で、現在は同世代の男性5名と練馬のシェアハウスに在住。趣味は筋トレ。合コン経験なし。初体験は25歳。好きな女性芸能人は特になし。本人は要潤似のイケメン。