草食系タイプ2「気づけばいいヒト、ヤレナイヒト」
「クラブで可愛いなと思ってナンパしても、仲良くなっていい友だち、いい人、という認定をされてしまうと気恥ずかしくて恋愛やセックスに持ち込めなくなる」と話すのは、19歳で彼女と初体験という至って一般的な経験数と恋愛をこなしてきた30代のTさん。心のなかには性欲や恋愛したいという気持ちがあっても、恋愛に持ち込めないこのタイプの人は実はあなたの周りにもかなり多いはず。シャイで、実はプライドが高い人も多く、女性のなかにある自分のイメージに過度に捉われてしまうため、女性の態度次第では固く萎縮してしまいます。
Text : Suzumi Suzuki Photo : Getty
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鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)など。
Twitter:@Suzumixxx
http://lineblog.me/suzukisuzumi/ -
取材したメンバー
40代草食系代表O・Tさん(42歳/PR会社勤務)
20代の頃はバリバリ肉食系でありながら、離婚した前妻の浮気が発覚してから人間不信に陥り草食系に。初体験は14歳。好きな女性芸能人はかとうれいことマライア・キャリー。 -
30代草食系代表T・Yさん(33歳/編集)
かつて交際した4人のガールフレンドはすべて年上。休日は同業界の飲み仲間とクラブやライブイベントで夜遊びして息抜き。初体験は19歳。好きな女性芸能人は宝生舞と浅見れいな。 -
20代草食系代表K・Tさん(28歳/飲食業)
東京に上京して1年目で、現在は同世代の男性5名と練馬のシェアハウスに在住。趣味は筋トレ。合コン経験なし。初体験は25歳。好きな女性芸能人は特になし。本人は要潤似のイケメン。