ネタバレ注意! 実写版『美女と野獣』はディズニーアニメ版とここが違う
ディズニーの名作『美女と野獣』の実写版が公開。話題盛りだくさんの本作を、いち足早くチェックしたUSエルのカルチャー担当エディターがディズニーアニメ版と並べて徹底比較。まだ映画を観てない人はネタバレがかなり含まれているので要注意! もう観た人はなるほど~と思わず手を打つこと間違いなし。そしてもう一度観たくなりそう。
17. ベルは王子の召使いたちが呪いにかけられていることに自分で気づく
オリジナル版では、ベルは城や城の住人たちが魔法にかけられていたことを最後になるまで全く気づかないが、新作では、「ベルが野獣と恋に落ちて、自分たちの魔法を解いてくれたら」という彼らの願いを聞かなくても、恐ろしい呪いによって彼らが今の姿に変えられていることに気づいてしまう。
18. ベルの舞踏会の衣装はアクセサリーに注目
ベルのアイコニックな黄色のドレスがどう再現されるのか、気になってしょうがないかもしれないけど、本当に素敵に仕上がっていたのでご安心を。実写版ではさらにいくつか追加されたアクセサリーにも注目したい。オリジナルではシンプルなイヤリングをつけていたが、実写版ではモダンな印象のゴールドのイヤーカフにチェンジ。さらに首元には華奢な金のネックレスが。一方で、アニメーション版で着用していた黄色のロンググローブは外されている。
19. ベルの「愛してる」は呪いを解くタイムリミットに間に合わなかった
すごく心が痛んだのが、この場面。村人たちが城に侵入して、野獣が傷を負ったことで(オリジナル版では弓矢や石の杭だが、実写版では銃)、ベルは野獣への思いを告白する。しかし、時はすでに遅く大変な事態に。おそらく、実写版の『美女と野獣』で最も辛いシーンはそれに続くシーンで、城の人々はついに本当に無機質な物になってしまう。でもご心配なく。最後は全てがうまくいく。
20. バラの花びらが落ちるたびに、城も少しずつ壊れていく
城の住人は自分たちの呪いを解くまでに時間が限られていることを知っていて、イライラしていたはずだ。新しいバージョンでは、バラの花びらが落ちるたびに、城自体も揺れて崩壊していくことで、彼らの苦しみながら待つ時間を、さらに緊張感あるものにしている。
21. ルフウが自身のセクシャリティについて問うた、”最高にゲイ”な瞬間がある
ビル・コンドン監督は、実写版『美女と野獣』では”素敵で、最高にゲイ”な瞬間が登場すると告白。ルフウはガストンへの自分でも解釈しがたい感情を持っていることに気づき、終盤ではそのことを真剣に考える機会が彼に訪れることに!
Translation, text : Naoko Ogata Photo : (C)DISNEY, AMAZON