エディターが体当たりレポート! GW東京でできる駆け込みエクスペリエンス
2017/05/03(水)
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Airbnbのオフィシャルサイトの体験のなかから、“東京”とフィルターをかけて検索すればOK。文化系からスポーツアクティビティまで、GWに体験できる“エクスペリエンス”がずらり。

インドア派MINAKOが体験

日本人こそトライ! Airbnbの新機能で和文化を再発見

日本に住んでいるのにも関わらず、海外からのゲストを招いたときに、自国のことに答えられないなんて経験ありません? 最近も海外の知り合いに、「東京オリンピックのスタジアムってどこにできるの?」なんて問いに答えられなかったりと、ちょっと恥ずかしい……。(メイン会場は霞ヶ丘に建設予定)

ということで、意外と知らない自国の歴史や文化をもっと知るためにユニークな旅行体験を提供するオンラインサービス、Airbnbより2016年11月に追加された新機能“エクスペリエンス”で早速、未だやったことのない和カルチャー体験を探すことに。NYや沖縄旅行で宿泊場所探しとして利用したことがある自分もこのサービスを受けるのは初めて。従来の手続きと変わらず、決めちゃえば案外やりとりもスムーズ。早速、数ある東京開催のラインナップのなかから、人生で一度も経験したことがない生け花のエクスペリエンスをポチッと購入。

この日は私を含めて4名の生徒が受講。3時間のコースから2日かけてのツアーまで、“エクスペリエンス”によっては期間も選べるものも。

当日は、渋谷からも20分ほどで着く某小田急線沿いの駅前にて待ち合わせ。ホストの写真やプロフィールは事前にチェックできるので、改札口をでた瞬間に素敵な和美人の先生をすんなり発見! 受講者全員が集まったところで、駅から先生のご自宅までプチ観光。美味しそうなタコ焼きやラーメン屋、居酒屋など日本ならではの日常風景も英語でガイドされると、異国気分。『ロスト・イン・トランスレーション』のスカヨハ気分を味わえます。

配布された資料は日本語と英語の表記あり。この日用意したのは、ハンドタオルのみで、花はもちろん、鋏や花器、剣山まですべて用意されている。

そう、今回の体験はすべて英語でのガイド。参加者は皆、NYや中国から日本へ遊びに来た観光客。話を聞いてみると、どうやらグリーンティーや日本の陶器、建築物が好きで、和のお作法を学びたく、このエクスペリエンスに申し込んだとのこと。今回のホスト(先生)を務めた大谷美香さんは草月流の一級師範理事の資格を持っており、日本の和文化の歴史からお作法まで、流暢な英語でiPadを片手に説明。これは、英語の勉強にもなりそう!

和作法やお花の基礎知識を習得した後は、早速、皆でお花を生けることに。この日、材料として使用したのは、桜や菊など初心者が扱いやすいお花たちがメイン。教わった基礎を守りつつ、割と自由に花を生けるのですが、簡単そうに見えてまぁ難しい。サボテンでさえも即枯らすほど、植物との相性が悪い私は、この日も植物を使った空間デザインのセンスのなさに落胆。しかし、受講中は、先生が軌道修正してくださるので、どうにか形にすることに成功。

華道体験では、基本と自由の2作品を生ける。ティーセレモニーは和菓子付き。

完成した作品のお花はお持ち帰りも可能。自分的にはそれっぽく仕上がったと大満足。基本と自由編の2つを生けさせてもらったのですが、フリースタイルでの作品は独創性を通り越して、悲壮感さえ感じてしまう出来になってしまったので掲載を自粛。生けた花を通して己のネガティブマインドを客観的に見られるいいきっかけになったかもしれません。

最後にはティーセレモニーとして、先生からお抹茶と茶菓子をおもてなし。皆はじめましてで住む国も違う分、「ユーの作品はグレートだよ」と作品の話から、「トランプ政権がね……」「最近結婚して……」と自身の生い立ちや各国の政治事情など自由に発言してる人が多い印象。会話が盛り上がったところで、あっという間にお別れの時間。たった3時間だけを共にした仲間でありながら、それぞれの母国にこれから帰っていくと思うと、何ともこみあげてくるものが……。GWを日本で過ごす人は、和文化を学べるワークショップで、インターナショナルなプチ感動体験を味わうのもいいかもしれません。

  • Illustration: DAICHI MIURA

    SAYAKA:ファッション エディター。GWの予定は、前半は後輩MINAKOと友人Yで、軽井沢へ弾丸旅行に。後半は昨年に引き続きKYOTOGRAPHIE訪問からの、地元である兵庫県・淡路島で美食に溺れる予定。珍しくリア充な連休になりそうです。

  • Illustration: DAICHI MIURA

    MINAKO:アシスタント フィーチャー エディター。ひと足早く五月病を患い、最近の休日はもっぱらお家で妄想しながらゴロゴロとネトフリ片手に過ごす日が多め。先日からAmazonプライムの「バチェラー・ジャパン」にハマり、ますます妄想癖とおこもりに拍車をかける。今年のGWこそは勇気を出して、アクティブに過ごしたいところ。

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