エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.1/初対面の会話】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第1回のテーマは初対面での会話。
相手との距離感を縮めよう!
フランスはイタリアなどと同様にラテン系の国。親しみや距離の近さを大事にします。久しぶりに会った友人はもちろん、初めての相手に対してもなるべく親しみを表現したり、去り際にちょっと肩をたたいたり、ジェスチャーで距離を縮めようとすることも。フランスではそれは当たり前でも、日本の文化だと初対面でそこまで距離を縮めようとしませんよね。
「casser la glace(キャッセ・ラ・グラス)」というのは、「氷を割る」の意味で、会話の緊張感を取り払うこと。フランス人が日本人に初めて会うとき、ある程度の距離を取ろうとする日本の文化を知っていれば問題ありませんが、それを知らないと、「自分のことが嫌なのかな?」と思われてしまうかもしれません。
フランス人は相手がどう思っているかを知りたいし、感情がわからないとどうしていいかわからず戸惑ってしまうことも。人それぞれ個性があるので無理に変える必要はありませんが、フランス流に近づくには、なるべく壁や距離を作らずにコミュニケーションすることが近道。日本人は知的な人が多いので、積極的に意見を言って会話をするようにすれば、恋愛でももっとうまくいくと思いますよ。
photo : Getty Images
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今回の講師/Thomas DE SOLA(トマ・ドゥ・ソラ)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
フランス政府の公式機関として、初級から上級まで質の高いフランス語講座を提供。フランス語を学ぶだけではなく、随時開催される映画や討論会、アート、食などの文化イベントを通して、最先端のフランス文化や人に出会える交流の場としても大人気。
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