エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.1/初対面の会話】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第1回のテーマは初対面での会話。
La bise(ラ・ビーズ)の流儀
フランスでおなじみ、頬を合わせてチュっと音を出すキスの挨拶は、la bise(ラ・ビーズ)といいます。これは家族や友人同士の日常的な挨拶ですが、初めての相手には基本的にはしません。例外として、自分と親しい友人がその友人を連れてきたときなど、流れでビーズをしたほうが自然という場合。そのときは「on s'embrasse (オン・サンブラッス)?」(ビーズしますか?)と確認をしてからキスをします。「OK!」の返事としては、くだけた言い方は「d'accord (ダコール)!」(了解!)が一般的で、その他に「avec plaisir (アヴェック・プレジール)!」(喜んで!)、「bien sûr(ビアン・シュール)!」、「évidemment(エヴィダモン)!」(もちろん!)などもよく使いますね。
ビーズは男性からするもの、女性からするもの、といった決まりは特にありません。フランス女性は基本的に積極的ですし、「自分から何かをしたら、でしゃばり?」などとあまり考えない傾向があります。ちなみに以前は男性同士はビーズをしないものでしたが、最近は男性同士でもするようになっています。
photo : Getty Images
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今回の講師/Thomas DE SOLA(トマ・ドゥ・ソラ)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
フランス政府の公式機関として、初級から上級まで質の高いフランス語講座を提供。フランス語を学ぶだけではなく、随時開催される映画や討論会、アート、食などの文化イベントを通して、最先端のフランス文化や人に出会える交流の場としても大人気。
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