リー・ラジヴィル
ジャッキー・ケネディの妹、リー・ラジウィル。キャロライン・リー・ブーヴィエとしてニューヨーク州サウスハンプトンで生まれた。離婚歴があり、ポーランドの王子スタニスラス・アルブレヒト・ラジヴィルとの結婚は彼女にとって2度目。1959年にジョン・F・ケネディが大統領選への出馬を表明する直前だった。姉ジャッキーよりも美しく活発だとずっと言われていたリー。ジャッキーはファッションアイコンとして知られていたけれど、リーも生まれながらセンスの持ち主で「世界的なベストドレッサーの殿堂に入るほど」と評されたことも。ジャッキーよりは目立たなかったものの、リーは姉とはまた違う生き生きとした人生を送っていた。ちなみにリーはジャッキーがアリストテレス・オナシスと結婚する前、彼と交際していたことが! ジャッキーが彼と結婚したときには激怒したと報じられている。ラジウィル王子との結婚は15年続き、アンソニーとティナという2人の子どもももうけている。現在80代になった彼女はニューヨークとパリを往復して暮しているそう。
photo : Getty Images Translation & Text: Yoko Nagasaka