特集
2018/02/13(火)

オスカーの呪い:アカデミー賞をもらって不幸になった人たち

オスカー(米国アカデミー賞)を受賞したらなぜか私生活崩壊、キャリア低迷などなど不幸になってしまった人たちはこんなにいます。

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ハリウッドはホフマンの無駄遣いを悔いるべき。

Photo: Getty Images

中毒死

フィリップ・シーモア・ホフマン

レスリングの選手から俳優に転身。依存していた薬物も断ち、名脇役として個性を発揮しついに2006年に『カポーティ』(’05)の演技で初ノミネートにしてアカデミー賞主演男優賞を受賞。体格も顔もまるで違う作家トルーマン・カポーティに化けた姿は今観ても圧巻の出来。ようやくスポットライトに中心に立てるはずだった。
 
ところが、天才オスカー俳優なのにその後もハリウッドからオファーがくるのは、クセのある“脇役”やら“悪役”ばかり。それでも精細な役作りで三度助演男優賞候補になるも、最後のノミネート作品となった『ザ・マスター』(’12)が公開されるころには、再び薬物に染まってしまう。そして2014年『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の撮影中に、3人の子供を残し薬物中毒で死亡。遺言には、子供たちを育てるにふさわしい街がいくつか指定されていたが、そのなかにロサンゼルスの名前はなかったという。

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