2018年はキャリア&収入アップ! あなたを活かす転職メソッド
2017/12/07(木)
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まとめ①

転職の面接と、新卒の面接では全く違う戦略が必要

新卒の場合は、潜在能力をどう評価してもらえるかがポイントだけど、中途採用の場合人事担当者は、今までのキャリアが具体的に即戦力としてどう生かせるのかを見ている。

だからまずは自分のキャリアを客観的に認識しているかどうかが問われる。「何ができる人なのか?」「それを新しい会社でどう生かそうとしているのか?」「今後の目指すものが何なのか? それは会社の方向性と合致しているのか?」などを、きちんと自分の言葉で伝えることができるようにしよう。

だからと言って、低姿勢になるのはNG。今の売り手市場の時代、面接は“選び、選ばれる場”なのだから、選ばれることばかりに神経を集中して、相手に話を合わせたような内容の面接だと、「物足りない人」と思われるのがオチ。志望理由では、自分の譲れないものを明確にし、「大事な部分で合わなければ、こちらから辞退してもいい」くらいの気持ちでいた方が、人事担当者には「自信があり、確固たる自分軸を持っている人」と映ることも。

また今はどの企業も女性活躍推進の流れの中で、近い将来の管理職候補の女性を中途採用で効率よく獲得したいと思っている。だから自分の可能性を広げるためにも、次の転職の機会にステップアップした自分を思い描き、一つ上のポジションに挑戦してみて。そうすれば、自ずと給与アップも伴ってくるはず。

Photo: Getty Images  Realization & Text: Tomoko Hachiya

  • ADVISER
     田中和彦
     株式会社プラネットファイブ/代表取締役。リクルートで人事課長、広報室課長、就職情報誌統括編集長を務め、現在はコンサルタントとして、「人材育成・組織活性、マネジメント、キャリアデザイン」などのテーマで、企業研修の講師や講演を年間150回以上務める。『出世する人、しない人の1ミリの差』『面接は心理戦で勝つ! ライバルを出し抜く就職・転職の裏ワザ』など著書多数。
    https://www.planet-5.com/

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