ELLE MEN 2014/7/4(金)
注目のイケメンにELLEが会いにいく! Vol.2 

モデルから役者へ! 坂口健太郎くんの魅力に迫る

先々月に発売された『メンズノンノ』6月号で、専属モデルとしては実に約20年ぶりとなる単独表紙を飾り、一気に各方面から注目の的となった坂口健太郎くん。長身に今人気の“塩顔”で、彼が笑うと“塩スマイル”という言葉まで生まれるブームっぷり。実は現在、役者修行中でもある彼、さまざまな作品が既に撮影済みで、これから続々と公開されていく。モデルから役者へと羽ばたこうとしている坂口くんに、エル・オンラインが独占ロング・インタビュー。

>
<

読書家で有名な坂口くん。本屋で“ジャケ買い”することも多いとか。もともと好きなのは歴史小説や北方謙三など、結構渋い!
Photo:Kisimari(W)

5/5

一緒にいて楽ちんな女の子が好き

―例えば、超オタクな女子と食べ物にこだわりのある超ヘルシー女子なら、どっちがいいですか。
 
僕は歴史小説好きなので、歴史オタクな女性はいいですけど……。どちらか絶対選ばないといけないとしたら、やっぱり、ヘルシー志向の人かな。自分がそうじゃない分、ストイックな子といた方が刺激を受ける気がします。僕自身がすごい適当というか、ずぼらなんですよね。それを許してくれる人がいいです。かといって仕切られるのもあまり好きじゃないので、一緒にいて楽ちんな人がいいです。
 
―どういうところがずぼらなんですか?
 
一度、ひとり暮らしをしようと思ったことがあって。僕としてはオートロックでなくても、ボロボロの家でも全然、どこでもよくて、布団を持って、あと洋服を適当にバッグに詰めていけばなんとかなるんじゃないかって思ってて。そのときが冬だったんで、外で冷やせばいいから、冷蔵庫も要らないかなって。そしたら周りに「そんな適当すぎるんじゃ、ひとり暮らしできない。何を考えてるんだ」って叱られました(苦笑)。
 
―いまは実家暮らしですよね。じゃあ、まだ結婚したいとは思わないですね。
 
最近、周りで「婚約しました」とか、多いんですけど、「早いな」と思いますね。僕が今「結婚します」ってなったら、驚かれるだろうなぁ。いまは仕事が面白いし、結婚に目を向けることはまだないかな。
 
―仕事、家族、自分、友だち、恋人。いまの優先順位はどうでしょう?
 
いちばんは二つでもいいですか? だとしたら、仕事と家族ですね。仕事をいちばん、大事にしたい時期ではありますけど、いまは家族も優先したい。次に自分で、その次に恋人、友だちかな。何が何でも自分ひとりの時間がないと嫌だ、ということはないけど、自分だけの時間が確保されれば、仕事、家族、恋人、友だち、みんなに優しくなれるというか、人間関係がうまくいくと思う。友だちはいつでもわかってくれるから。恋人もちょっとぐらい束縛されるのはいいけど、毎日、会わなくても大丈夫ですね。とはいっても構われ過ぎないのも寂しいです。僕、結構あまのじゃくなので(笑)。
 
―今後、やってみたい役はどんな役? 役作りでスキンヘッドにしなきゃならないとか、お風呂に入れないと言われたら、どうします?
 
両方、できますよ! なんでも大丈夫です。スキンヘッドもしたいし。お風呂に入れないのは我慢すればいい。初対面の人によく「話しやすそう、柔らかいイメージ」と言われるんで、真逆の役をやりたいですね。ひどい男を演じてみたい。
 
―目標にしている俳優さんはいますか。
 
割と自分は自分という感じですね。芝居がものすごくうまくなりたいというよりも、下手くそでいいから印象を残したいです。
 
―今年の秋から続々と出演映画が公開されますが、モデルと役者、どちらの比重を大きくしていきたいですか?
 
ゆくゆくは、肩書きが「俳優」になりたいと思っています。そのタイミングがいつなのかはまだわからないですけど、ただ、僕を世に出してくれたのは『メンズノンノ』なので、そちらの仕事もまだまだ、しっかりやっていきたいです。

 
【編集後記】
すらりと伸びた身長に、細長い手足。誌面では、モデル然とした佇まいのクールなイメージの坂口くんだけど、実際はとっても柔らかい印象のほのぼの系。ひとつひとつの質問に少しななめ上を見ながら(シャイだから?)じっくり考えて答える姿、笑うとなくなる目、家族思いのエピソードに、場がすっかり和んでしまう不思議な魅力の男の子でした。モデルとしては既に大活躍中の彼ですが、今後俳優業という大きなステップを踏もうとしている過渡期にありながらも、気負うことなく自然に身を任せている様もステキでした。保育園ノートのエピソードを話してくれる際に、写メに撮っていた実際のページを取材陣に見せてくれたのも、好感度大。このほのぼのした雰囲気が役によってどう化けるのか、これから公開される出演作でぜひ確認してください!

  • <プロフィール>

    さかぐちけんたろう/1991年7月11日生まれ、東京都出身。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格、現在も同誌専属モデルとし て活動する傍ら、役者としての活動も開始。あっさり薄顔イケメンの総称“塩顔”の代名詞として人気を博し、さまざまな年齢層の女性誌が“憧れの先輩”や “気になる年下男子”という設定で、こぞってモデル起用するほどファッション業界では既にマークされている男の子。『シャンティ・デイズ~365日、幸せ な呼吸~』(2014年10月25日公開)、『娚の一生』(2015年2月公開予定)など数々の作品への出演が決まっている、今後大ブレイク必至の22歳。

「モデルから役者へ! 坂口健太郎くんの魅力に迫る」トップへ

Photo:Kisimari(W) Styling:Risa Kato Hair & Makeup:Natsu  Interview&Text:Aki Takayama

  • シャツ¥17,000 ショーツ¥12,000 ハット 参考商品/以上すべてbal 
    その他/スタイリスト私物 
    ・bal tel.03-6452-3913  http://baloriginal.com

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へELLE MEN一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト