モデルから役者へ! 坂口健太郎くんの魅力に迫る
先々月に発売された『メンズノンノ』6月号で、専属モデルとしては実に約20年ぶりとなる単独表紙を飾り、一気に各方面から注目の的となった坂口健太郎くん。長身に今人気の“塩顔”で、彼が笑うと“塩スマイル”という言葉まで生まれるブームっぷり。実は現在、役者修行中でもある彼、さまざまな作品が既に撮影済みで、これから続々と公開されていく。モデルから役者へと羽ばたこうとしている坂口くんに、エル・オンラインが独占ロング・インタビュー。
スクリーンデビューは尊敬する先輩と
―スクリーン・デビューした『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』について、教えてください。
実は僕まだ、完成品を見れてないんですが、もともと大好きで尊敬していた役者の村上淳さんとの共演ということもあり、当日のことは全然、覚えてなくて……。あんまり緊張しないタイプだと思ってたんですけど、終わったら、自分がどんなことをしたか、頭からすっかり抜けちゃっていて(苦笑)。台詞は少しだったんですけど、映画の現場に入ることが本当に初めてだったので、何をしていいかわからないまま、終わってしまいました。
―この作品の出演者にはモデル出身の方が多いですが、何かアドバイスをもらったりしましたか。
道端ジェシカさんや村淳さんは既に撮影が始まって1週間ぐらい経ってたと思うんですが、出番を待っている間にいろいろ話をしてくださいました。ただ、映画の話とか芝居の話と言うよりも、食べ物の、ビーガンとかそういう話をしていた気がします(笑)。
―この映画はヨガがテーマですが、実際にやってみましたか。
僕の撮影は一日で終わってしまったんですけど、毎日、ヨガのインストラクターの方がいらっしゃって、朝インすると、カメラマンさんなどスタッフさんを含めて、全員で朝のヨガをやるんですね。僕もそのとき、初めてやってみたんです。ヨガって、すごくゆっくり動くから、あんまり疲れなさそうだなと思ってたんですが、やってみると全く、違いました。僕は体が硬いので、全然、ダメでした(苦笑)。
―おもしろい現場でしたね。
『シャンティ~』は、台本に書かれているセリフではなく、当日、現場で監督から直接セリフをつけてもらう感じでした。村上淳さんがゲイでバーのマスター役で、僕はそこで働いているアルバイト。そこに、微妙な距離感を感じましたね。お互いに目配せをし合うシーンが結構あるので“あれ? 2人の関係はそっち系なのかな?”と思ったりもしました。台本読みのときに、監督と村上淳さんが“目配せは大事だね”という話をしていたので、普通のアルバイトと店長という関係より、もうちょっと近いのかなと思って演じていました。
―そう言われてみれば、そんな気がしてきました(笑)。
印象的だったのは、村上淳さんが「ゲイを演じるのは難しい。どうしてもオカマになっちゃう」とおっしゃっていて、確かに違うものだけど、どう変えたらいいのか、頭に浮かばなかったので、なるほどと思いましたね。
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<プロフィール>
さかぐちけんたろう/1991年7月11日生まれ、東京都出身。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格、現在も同誌専属モデルとし て活動する傍ら、役者としての活動も開始。あっさり薄顔イケメンの総称“塩顔”の代名詞として人気を博し、さまざまな年齢層の女性誌が“憧れの先輩”や “気になる年下男子”という設定で、こぞってモデル起用するほどファッション業界では既にマークされている男の子。『シャンティ・デイズ~365日、幸せ な呼吸~』(2014年10月25日公開)、『娚の一生』(2015年2月公開予定)など数々の作品への出演が決まっている、今後大ブレイク必至の22歳。
Photo:Kisimari(W) Styling:Risa Kato Hair & Makeup:Natsu Interview&Text:Aki Takayama
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