ELLE MEN 2014/7/4(金)
注目のイケメンにELLEが会いにいく! Vol.2 

モデルから役者へ! 坂口健太郎くんの魅力に迫る

先々月に発売された『メンズノンノ』6月号で、専属モデルとしては実に約20年ぶりとなる単独表紙を飾り、一気に各方面から注目の的となった坂口健太郎くん。長身に今人気の“塩顔”で、彼が笑うと“塩スマイル”という言葉まで生まれるブームっぷり。実は現在、役者修行中でもある彼、さまざまな作品が既に撮影済みで、これから続々と公開されていく。モデルから役者へと羽ばたこうとしている坂口くんに、エル・オンラインが独占ロング・インタビュー。

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同じメンノン出身の“ムラジュン”大先輩演じるバーのマスターとの微妙な関係性を表現した演技に注目!
(C)2014「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」製作委員会

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我を失った演技のあとの、不思議な感覚

―演じるときは、役を自分に置き換えたり、知り合いを思い浮かべたりしますか。
 
いまの現場では、複雑な家庭環境の役をやっていて、母親を殺そうとするシーンがあるんです。1週間ぐらい前にその撮影をしたんですけど、実は僕、直前で身内に不幸があって、「このタイミングで、この芝居か」ってすごく考えさせられました。芝居が終わって、プロデューサーの方に褒めていただいたんですが、僕としてはその芝居ができるか、不安だったんです。台本をもらった当時と、現場に入ったときとでは、自分の感じ方がその当時とまるで違っていた。だから、やるしかないけど、自信がなくて。親を殺そうとするという芝居に対する思いが強くなりすぎて……。「すごくよかったよ」と言われて、不思議な気持ちがしました。
 
物を叩き壊すシーンでは、アクション担当の方から「ちょっと物が倒れるくらい、80%くらいの力でいいから」と言われて、自分でもわかっていたのに、10秒後にカメラが回った時にはもう思いっきり、ぶっ叩いてしまって。言われたことも全部、忘れていたんです。だから、そんなときはもう知り合いや友だちを思い浮かべてというどころの話ではなくて、自分に役が乗り移ってやってしまうタイプなのかなと思いました。
 
―感情があふれ出したという感じ?
 
そのときは何も考えてなかったのかもしれないです。役に完全に心酔しちゃう役者の方とかの話を聞くと、僕がそのタイプなのかというのはまだ、わかりません。でも、そのときのそのシーンは頭では何も考えていないのにセリフもするする出てきて、やってる間は本当に何も考えていませんでした。いままではどこか自分の芝居を客観的に見てたんですけど、そのときは全然、違ったんです。
 
―実際、役者をやってみて、思っていたものとは違いますか。
 
たぶんまだ、難しさや大変さをわかってないとは思うんですけど、いまはやっていて、楽しいという気持ちのほうが強いですね。もともとあまり緊張もしないほうだし、あんまり恥ずかしいと思わない人なんで。オーディションとかで「全裸になって」とか言われても多分なれますね(笑)。

  • <プロフィール>

    さかぐちけんたろう/1991年7月11日生まれ、東京都出身。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格、現在も同誌専属モデルとし て活動する傍ら、役者としての活動も開始。あっさり薄顔イケメンの総称“塩顔”の代名詞として人気を博し、さまざまな年齢層の女性誌が“憧れの先輩”や “気になる年下男子”という設定で、こぞってモデル起用するほどファッション業界では既にマークされている男の子。『シャンティ・デイズ~365日、幸せ な呼吸~』(2014年10月25日公開)、『娚の一生』(2015年2月公開予定)など数々の作品への出演が決まっている、今後大ブレイク必至の22歳。

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Photo:Kisimari(W) Styling:Risa Kato Hair & Makeup:Natsu  Interview&Text:Aki Takayama

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