「とりあえずディズニーランド」が定番

―ここまでのテンション。どうやって、あげたんですか。
 　
いやもう、やるしかない。何もせずに現場に行って「本番、よし、やるぞ！」みたいな。リハから上げていくって感じです。「仕事するぞ！」って。
 　
―全裸も躊躇なく？
 　
そうですね。合法的にみんなの前で裸になれるのはよかったですね。前バリはしてるんですけど（笑）。
 　
―自分でやりたくない、できないという役やお芝居はありますか。
 　
なんでも、やってやろうと思ってます。ただ、ものすごくかっこいい役とかはできないんですよ。『恋空』みたいなのとか「好きっていいよな」じゃなかった、『好きっていいなよ。』か（笑）。最近だと、『ホットロード』とか女の子がキュンキュンしそうなやつは俺、できないと思う。そりゃやりたいですよ。かっこいいし、モテる役とかやりたいんですけど、絶対に無理だと思う。いや、僕はやりたいんですよ！　女の子とデートしてる映画とか。ただ僕、全く話こないんですよ。撮影の間もキュンキュンしたいんですけどね（笑）。
 　
―今回は、二階堂ふみさん演じる宇田川咲ちゃんには振り回される役ですけど、ぐいぐい引っ張ってくれる女の子はどうですか。
 　
僕はそういう女の子なら、「ああ、そうなんだ。じゃあ、勝手に引っ張ってってくれ」って合わせちゃうかな。「俺、もう何もしないから」って。
 　
―デートは仕切る方ですか。仕切られる方ですか。
 　
女の子によりますね。仕切れないなと思ったら、僕が仕切るし。仕切ってくれそうだったら、それでいい。でも、咲ちゃんみたいな女の子って周りにあんまり、いないじゃないですか。みんな男の子に仕切ってもらいたがる。男勝りな女の子って意外と少ないんですよ。
 　
―じゃあ、デートは割合、自分のペースで、自分の行きたいところに連れて行く？
 　
そうですね。意見は聞きますけど。「どこ、行きたい？」って。「どこでもいいよ」って言われたら、俺の勝ちだな。「よし、じゃあ、どこでも文句なく、ついてこいよ」って。
 　
―そういうときはどこに行くんですか。
 　
俺、自転車とか、スケボーとか、好きなんで、休みはいつもどこかの公園に行くんですよ。だから、女の子は見てるだけだし、かわいそうなんです。俺、いざデートと言われても、ディズニーランドぐらいしか思いつかないんですよ。アイディアがないから（笑）。あそこなら、無難で楽しめるし。「ちゃんと思ってるよ」と伝わりやすいかと。もし機会があったら「ディズニーランド、行こうぜ」って言っちゃいそうですね（笑）。
 　
―自転車やスケボーはやっぱり女の子を連れていくより男同士の方がいい？
 　
男同士の方が、やっぱ、いいですよ～。でも、男同士でいるとなぜか女の子と話したくなるし、女の子といると、逆に男同士が恋しくなっちゃうんですよね。ないモノねだりですね。