ELLE MEN
2015/12/16(水)
注目のイケメンにELLEが会いにいく! Vol.5

国際色豊かなNeoイケメン、ディーン・フジオカがアツイ!

連日高視聴率を叩き出しているNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で大ブレイク中のディーン・フジオカ。名前からして、インターナショナルなバッググラウンドを感じさせるが、香港でスカウトされ、台湾でも活躍、TVシリーズ「荒野のピンカートン探偵社」で北米進出を果たしたという、正真正銘の国際派。突然の人気にも、慌てず騒がず冷静な実に大人の男性!という印象の彼にクローズアップ。

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「荒野のピンカートン探偵社」では、ピンカートン社に犯人探しの依頼をする、謎の日本人ケンジ・ハラダ役で登場。

ハリウッド・デビュー作で見事な剣術を披露

―「荒野のピンカートン探偵社」のケンジ・ハラダ役、素敵でした。
 
自分が参加させてもらった作品が世界のいろんなところで、視聴者の皆さんに届いているのはすごくうれしいですね。この作品が日本で放送されたおかげで、日本のドラマの仕事にも繋がったし、これまで日本以外のアジアの人たちは中華圏の作品しか観られなかったのですが、この作品は直接、観られますから。
 
―登場回、あまりにかっこよすぎました。それで出演回数も増えたんでしょうね。
 
もともと、出演回数はあそこまで多くなかったんです。最初、キャスティングされたときは3、4話の予定で決まっていたと思います。でも、クルーが自分の力を発揮する環境を作ってくれたおかげで、出演回数も2倍に増え、結果的に7話、出ることになったんですよね。
 
―一騎打ちの場面は見事でした。ディーンさんは台湾で剣術を訓練していたそうですね。
 
2006年に台湾に引っ越してから、中華武術を始めたんですが、日本での2作目『NINJA THE MONSTER』で、初めて日本の侍の殺陣、刀を両手で持つ形を教えてもらいました。ボクシングは学生時代からやっていたんですが、中華武術、殺陣などは周りに一緒にトレーニングする仲間がたくさんいて、彼らにそれぞれ得意分野を教えてもらううち、遊び感覚で身に付いていったんです。乗馬もそう。撮影でのアクションシーンはリズムやリアクションが重要。「荒野の~」の撮影ではその頃の経験が大いに生きたと思います。
 
―キャリアのために訓練を始めたという感覚でもなかったんですか。
 
必要だから覚えた武術というのも、あります。例えば、フィリピンのカリスティックというマーシャル・アーツは監督からリクエストがあったからやりました。でも、ボクシングや中華武術は趣味と実益を兼ねたという感じですね。もともとは武器を集めるのが好きだったので、家にはいろんな国のものがあります(笑)。

  • 「荒野のピンカートン探偵社」
    アメリカ最古の探偵社であるピンカートン社の創設期を描いた探偵ドラマ。1860年代、開拓時代のカンザス州。アランと息子ウィリアムは"ピンカートン探偵社"を創設、女性探偵ケイトも加わり、3人でさまざまな難事件に当たる。彼らが出会う人物のなかにはブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、ビリー・ザ・キッドなど伝説的な人々も。ディーンは謎の日本人、ケンジ・ハラダ役として4話から登場。ピンカートン社の有力な助っ人となる。
    DVD-BOX1(1月13日発売)¥12.960、
    DVD-BOX2(2月3日発売)¥10,800/共にアミューズソフト

Photo: Toshiki Hiraiwa(WILHELMINA)  Styling: Ison Kawada(IMPANNATORE) Hair & Makeup: Masaki Tanimori  Interview & text: Aki Takayama

  • ディーン・フジオカ/1980年8月19日生まれ。福島県出身。シアトルの大学卒業後、香港でモデルとして活躍し、05年、『八月の物語』の主演に抜擢され、俳優デビュー。台湾でドラマ、映画、CMに出演、インドネシアで音楽制作を行う。13年、『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』で監督兼主演、主題歌も担当。14年、「撃墜 3人のパイロット」で日本のドラマに初出演。15年、「あさが来た」の五代役で注目され、16年1月より放送される「ダメな私に恋してください」(TBS)に出演。

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