セレブコラム 2017/7/21(金)

伝説の海外ドラマ「ツイン・ピークス」が帰ってきた!

これまで見てきた映画は約2万本! 『ZIP!』などで活躍中の映画評論家・松崎健夫さんが独自の視点で解説する「映画ゼミ」連載企画第7弾。今回は25年ぶりのシリーズ再開で話題の「ツイン・ピークス」に注目!

かつて海外ドラマは、日本のテレビが開局したばかりの黎明期に番組不足を補うために重宝されたコンテンツだった。例えば、クリント・イーストウッドは、西部劇のテレビドラマ「ローハイド」で人気となった若手俳優だったという経歴がある。

海外ドラマをDVDでレンタルすることが当たり前となった現代。その火付け役となったひとつの作品がある。それが1990年4月からアメリカで放送され、日本ではWOWOW開局の目玉番組として翌91年に放送された「ツイン・ピークス」である。

全米では初回30%を超える視聴率を記録。その人気は社会現象となり、日本では1991年7月からビデオレンタルも開始された。「全巻揃うのは日本だけ」という当時のコピーが示すように、いわゆる<イッキ見>するファンが続出。レンタルビデオ店には続きをいち早く観るため、返却されるビデオを待つファンの姿が全国の店舗で目撃されたほどの人気だった。そしてこの夏、25年ぶりの新作が日本でも初放送される。

今回の「映画ゼミ」では「ツイン・ピークス」の魅力を、主人公であるクーパー捜査官を演じたカイル・マクラクランのインタビューと共に学んでみよう!

Text: Takeo Matsuzaki Photo: Getty Images、Aflo

  • 松崎健夫(まつざき・たけお)
    映画評論家。『キネマ旬報』などに寄稿し、『WOWOWぷらすと』『ZIP!』『japanぐる〜ヴ』に出演中。共著『現代映画用語事典』ほか。

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