ジェフ・チェイス
『クロウ』撮影中、空砲ではなく実弾が入っていた拳銃に撃たれたブランドン・リーが急死したことは映画業界の大事件のひとつ。それに続きそうにいなったのがTVシリーズ「デクスター」撮影中に起きた、ナイフ取り違えだ。連続殺人鬼デクスターと組む地方検事役のジミー・スミッツがジェフの心臓に突き立てたのはなんと小道具ではなく本物のナイフ。ナイフを見たジェフはジミーが小道具と間違えたとすぐにわかったけれど、口元に粘着テープを貼られていて警告できなかったそう。幸いにもナイフがあったのは、ジェフが心臓の上に貼っていたシールド。当たった音でナイフが本物と気づいた主役のマイケル・C・ホールがジミーを止めようと大声で静止したけれど、役になりきっていたジミーはその後16秒間もナイフを押し付けていたというからシールドが頑丈でよかった。
Text: Peaches Photo: Getty Images
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