テレサ・サルダナ
『レイジング・ブル』でロバート・デ・ニーロ演じるボクサーの義妹を演じていたオードリー・ヘプバーン似のテレサは、80年代なかばからストーカー規制法設立に尽力した女優のひとり。その理由はずばり、1982年にアーサー・リチャード・ジャクソンに真昼間に自宅前で襲われて10箇所以上も刺されたため。ジャクソンは私立探偵を雇ってテレサの母親の電話番号を手に入れ、マーティン・スコセッシ監督のアシスタントを装って、テレサの自宅住所を突き止めたそう。用意周到な犯罪だけど、メンタルに問題があったジャクソンは懲役14年の判決を受けて収監先の精神病院で死亡(心臓発作)。一命をとりとめたテレサは退院後、勇気をもって反ストーカー活動をスタート!
Text: Peaches Photo: Getty Images
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セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!