疲れた心にも優しいウォーキング
ジムが苦手という人にとっての朗報は、減量のできるワークアウトとしてリー博士がウォーキングを挙げていることだ。
さらにウォーキングは健康維持のみならず、脳にも有用性があることが多くの研究で明らかにされている。1日30分、週4回のウォーキングを3カ月行ったところ、一度衰えてしまった記憶にまつわる脳細胞の結合が再び強化されることが判明したそう。
また、別の研究では重度の鬱患者がランニングマシンでのウォーキングを10日間続けただけで、臨床的にも統計的にも症状が顕著に改善されたことが分かった。ダイエットのみならず、心にも作用してくれる運動といえそうだ。
translation & text : Nathalie Lima Konishi、photo : Getty Images