砂糖をやめると、あなたの体に起りうる9の変化とは?
疲れたときに無性に欲しくなる糖分。砂糖を摂取すると気分が高揚し、いわゆるシュガーハイの状態になることはよく知られているけれど、その後急激に血糖値が下がって気持ちも体力も落ちてしまうという弊害も。デメリットが多く語られがちな砂糖について、あらためて調べてみた。
5. 猛烈な食欲が落ち着くかもしれない
血糖がコントロール不能状態にあると、砂糖を食べればハイ状態に、食べないとグロッキー状態になってしまうとか。ジェナさんは「糖分を摂って血糖が急上昇すると、結果的にさらに糖分を多く含む食べ物を欲してしまい、体力が急激に上昇したり下降したりする状態が続いてしまいます」と解説する。砂糖を摂らないようにして血糖の激しい上下がなくなって初めて、今までどれだけ体が不健康な食べ物を欲してきたかに気づくことになるかもしれない。
6. お腹の調子が良くなる傾向にある
精製糖を多く摂取している人たちは、バターやチーズなどの動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪を大量に消費し、食物繊維の摂取量が低い傾向にあるそう。そんな人たちが砂糖の摂取量を減らすと、代わりに食物繊維を豊富に含む野菜や果物、ナッツ、シード、全粒など、お腹にとって良いものを食べることが多くなるとか。「食物繊維がたっぷりのこれらの食べ物は、腸内に生息する善良なマイクロバイオームという細胞の集まりを増加させる手助けをし、腸の機能を改善させてくれます。すると、望ましくない毒素が排出されると同時に、お通じの回数が増え、食べ物の腸の通過時間が短くなります」
original text : Catriona Harvey-Jenner translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
-
>>『delish』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。