特集 2018/6/10(日)
ダイエットに美肌、メンタル面など、メリットがいっぱい!

砂糖をやめると、あなたの体に起りうる9の変化とは?

疲れたときに無性に欲しくなる糖分。砂糖を摂取すると気分が高揚し、いわゆるシュガーハイの状態になることはよく知られているけれど、その後急激に血糖値が下がって気持ちも体力も落ちてしまうという弊害も。デメリットが多く語られがちな砂糖について、あらためて調べてみた。

アメリカでは、数年前に「砂糖税」が導入された。複数の州や地域でこの税制が採用されたことにより、消費する砂糖の量についてアメリカ人たちの意識が高まっているという。砂糖の摂りすぎが良くないことはわかっているけれど、もし砂糖断ちをしたら体にどんな変化が生じると思う? 栄養士のジェナ・ホープさんが、そんな疑問に答えてくれた。

1. 肌質が良くなるかもしれない
その理由は、砂糖をやめると体内のインシュリンの量が減ることにあるらしい。ジェナさんによると、砂糖を摂取すると体内でインシュリンが分泌され、これによって炎症が起こり、肌を形成する成分であるコラーゲンとエラスチンが分解されてしまう可能性があるそう。また、砂糖が消費されるときに糖がコラーゲンと結合。砂糖の摂取量が過剰になると、コラーゲンの機能に悪影響を及ぼし、皮膚疾患やしわのリスクが高まるとか。逆に言えば、砂糖を食べなければ、そのようにはならないということ。

2. 体力がアップする可能性がある
「糖分を多く含む食べ物は、GI値も高いんです」と話すジェナさん。つまり、体内で高スピードで分解され、血糖値が急上昇するということを意味している。すると、体のエネルギーレベルも上昇するのだけれど、インシュリンが糖分を血液から吸収し、細胞に取り込むときに体力がどっと落ちてしまうそう。また、低血糖状態になると体がエネルギーを必要とするため、結果的に砂糖を欲するという。栄養士であるジェナさんは次のように解説する。「砂糖への依存を克服すれば、体力が一日で急上昇したり、急降下したりすることがなくなるので、安定して快適でいられます。血糖値のバランスを取るためには、間食として、たんぱく質とヘルシーな脂肪分を豊富に含むものを選ぶとよいでしょう」

1 / 5
1 2 3 4 5

original text : Catriona Harvey-Jenner translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

グルメ・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト