歴代のロイヤルウエディングで供された、食事メニューをお披露目!
2018/05/18(金)
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1947年

エリザベス女王とフィリップ殿下

2人が結婚したのは、第二次世界大戦が終わってから、わずか2年後。当時のイギリスは、食料は配給制だったとか。寄付によって用意された料理もあったかもしれないけれど、制約が多いなか、シェフの手腕によって次のようなメニューが提供された。

マウントバッテン風 舌平目
料理には、花婿と花嫁にちなんだ食材を選んだり、名前をつけたりする習慣がある。舌平目はフィリップ殿下の釣ったもので、マウントバッテンは殿下の名字。
 
山うずらの雛のオーブン焼き
山うずらのキャセロール。付け合わせは、いんげん、サラダ、ポム・ノワゼット(ポテトのピューレを丸めて焼いたもの)。

ボンブグラッセ・プリンセス・エリザベス
ボンブグラッセは、半球(ドーム)型のアイスクリームのデザート。エリザベス女王にちなんで名づけられたこのデザートは披露宴で提供され、いちごが使われていたのがポイント。当時、11月の結婚式に季節外れのいちごを使うのは、極めて贅沢なこと。このいちごは王室のスタッフが温室で育てていたものだそう。
 
ケーキ
総重量は約226kgで、4段式の巨大なフルーツケーキは、「1万マイル(約16,000km)ウエディングケーキ」と名づけられた。なぜなら、この材料が、遠く離れたオーストラリアのガールスカウトから寄付されたものだったから。ケーキカットは、当時エジンバラ公だったフィリップ殿下に贈られた刀を使い、国王によって行われたという。

original text : Sarah Weinberg translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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